楽天モバイルは、2024年2月21日から1年以内の解約時に“利用意思のない解約”と判断される場合には、解約手数料1,078円を請求すると発表しました。本来、楽天モバイルでは契約事務手数料や解約手数料はすべて0円ですが、これはいったいどういうことなのでしょうか……?
24年2月21日から利用意思のない解約は手数料を取られる!
楽天モバイルは2023年12月に600回線を突破して絶好調です。人気の秘密は、やはり高速の5G回線がデータ無制限でも月額3,278円で済むという圧倒的な安さにあります。
また、専用アプリ利用で国内通話が無料になったり、au回線のローミングを無料化したことで、一気に人口カバー率99.9%を達成したことも、大きな安心材料となっているでしょう。
もちろん、楽天モバイルは契約事務手数料、SIM交換・再発行手数料(eSIMの場合)、MNP転出手数料、解約手数料などがすべて0円となっています。
そのような楽天モバイルですが、2024年2月21日より、1年以内に解約するとき“利用意思がないのに契約した”と認められる場合は、解約手数料1,078円を請求すると発表しました。
もちろん、1年以内に解約した場合であっても、普通に利用しているユーザーであれば、契約解除料は発生しませんのでご安心を!
●楽天モバイル「利用意思がないと認められる回線への契約解除料(解約事務手数料)請求開始のお知らせ」は→こちら
実は、楽天モバイル加入時はスマホもかなり安く購入できるのですが、なかにはすぐに解約してスマホを転売してしまう、いわゆる“転売ヤー”もいます。
そのため、楽天モバイルでは2023年10月にも“転売ヤー対策”のために、利用意思のない契約をした場合は損害賠償請求する措置を取っており、今回もそれに類する対策だとみられています。詳しくはこちらの記事をご確認ください。
まとめ
いかがでしょうか? 5Gの高速回線が無制限で利用できるのに、月額3,278円という楽天モバイルは、4大キャリアだけでなく格安SIMを含めても最強と言える存在です。
ここまで安ければ、契約件数が600万回線を突破するのも納得ですね。
しかし、スマホの転売目的で楽天モバイルを契約し、すぐに解約する悪質な“転売ヤー”がいると、最終的に楽天モバイルユーザーが不利益を被ることになるので、今回の措置はやむを得ないと言えるのではないでしょう。
※文中の価格はすべて税込みです。