中古スマホ専門ECサイト「にこスマ」が2024年1月の中古スマホ/機種別販売数・買取数ランキングを発表した。販売数では、12月に引き続きiPhone SE(第2世代)が1位を獲得。Touch ID(指紋認証)が利用できるホームボタン搭載の機種が、依然として人気を集めている。
2024年1月の中古スマホ販売数ランキング 、iPhone SE(第2世代)がトップ
伊藤忠グループの株式会社Belongが運営する中古スマートフォン販売のECサイト・にこスマは2024年1月中古スマホ/機種別販売数・買取数ランキングを発表した。
販売数ランキングでは、iPhone SE(第2世代)が前月に続き1位をキープ。2万円台で手に入る手頃な価格帯に加え、耐水性能やタッチ決済「FeliCa」、ワイヤレス充電など十分な機能を備えている点も人気の理由だろう。Touch ID(指紋認証)搭載の機種に人気が集中しており、今後もこの傾向は続くとみられる。
同様にTouch IDが使えるiPhone 7、8も、上位5位以内にランクイン。iPhoneシリーズがアンダー2万円で手に入る価格が、販売数を伸ばした要因になっているようだ。定価の半額以下になった機種に人気が集中したともいえるだろう。
一方で、2023年に発売されたばかりの、比較的新しいiPhone 13が4位に浮上。価格が高くても、少しでも新しい機種を求める需要が一定数あるようだ。
買取数ランキング、3カ月ぶりにiPhone 8がトップに返り咲き
買取数でも、需要が高いiPhone シリーズがランキングを席巻した。1位は3カ月ぶりにiPhone 8がランクイン。他にもiPhone 7やiPhone XRなど、発売から5年以上経っている機種の買取数が伸びた。
にこスマは2023年12月18日から2024年1月31日まで、対象機種の購入で買取額がアップする「スーパー買取キャンペーン」を実施。保有していたiPhoneを売り、新しい機種に買い替えた人が多かったと考えられる。
中古スマホは定価より安く手に入るところがメリットだが、バッテリーの劣化はどの程度なのかが気になるところ。にこスマでは、バッテリーの最大容量が80%以上の中古スマホのみを販売しており、比較的状態のよい端末が手に入る。なお、最大容量が75%を下回ると劣化が速まっていくため、注意が必要だ。
中古スマホはECサイトでも購入できるが、品質保証はされていない。また、前オーナーが端末代金の分割払いが滞っているなど、ネットワークが利用できない端末(通称赤ロム)も紛れ込んでいる。少しでも安く、かつ品質が保証されたスマホを手に入れたい人は、にこスマのような中古スマホのECサイトを利用してもいいかもしれない。
出典元:【にこスマ】
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