飛行機に乗るときに使う「機内モード」。なんとなく“電波が出なくなる”程度にしか考えていないかもしれないが、実はバッテリーを早く充電したり、バッテリーを長持ちさせることが可能なのだ。今回はiPhoneユーザーが意外と知らない「機内モード」の活用方法を紹介しよう。
「機内モード」オンで充電スピードが早くなる!
(Image:Primakov / Shutterstock.com)
飛行機の離発着時にiPhoneの電波機能を簡単に止めることができる「機内モード」。だが、「機内モード」にはさまざまな使い道があるので、飛行機の中だけで使うのはもったいない。そこで、今回は「機内モード」の意外な活用方法を紹介しよう。
まず、「機内モード」のオン/オフはコントロールセンターを使うのが楽チン。コントロールセンターは画面の下から上にスワイプすればいい(iOS 12以降のiPhone X以降は、画面の右上隅から下にスワイプ)。「機内モード」をオンにすると、「データ通信」「Wi-Fi」「Bluetooth」「GPS」の4つの機能がすべて停止される。実は、これら電波を発する機能はかなりiPhoneのバッテリーを消耗する。必要のないときは通信機能を停止させることで、iPhoneのバッテリーの持ちがかなり良くなるのである。同様にバッテリーを充電するときも早く充電できるようになるのだ。
画面を下から上にスワイプして、コントロールセンターを表示しよう。画面左上にある飛行機アイコンが「機内モード」だ(写真はオフの状態)
「機内モード」をタップすると、オレンジ色になってオンになる。同時にほかの通信機能はすべてオフになる
機内モード中でも「Bluetooth」だけを使いたいときは、「Bluetooth」アイコンをタップしてオン(青色)にすれば「Bluetooth」だけが有効になる
BluetoothやWi-Fiだけを有効にできる!
「機内モード」を使うと、バッテリーの持ちが良くなったり充電が早くなったりするが、それ以外にも「機内モード」には便利な活用方法がある。
たとえば、iPhoneで音楽を聴くとき、Bluetoothワイヤレスイヤホンを使う場合は、「機内モード」をオンしたあと「Bluetooth」のみ有効にしよう。これで、データ通信やWi-Fi機能を使わずに、バッテリーをセーブしながら音楽を楽しめるようになる。また、外出先のカフェでWi-Fiを使っているときは「機内モード」をオンにして、「Wi-Fi」のみを有効にしよう。やはり、余計な通信機能を使わないので、iPhoneのバッテリーをセーブできるのである。
このように「機内モード」を臨機応変に使いこなせば、機能を損なわずにiPhoneのバッテリーを長持ちさせることができるのである。是非お試しあれ!