中古iPhone、どれを買う? 低価格/機能/コスパ別オススメiPhoneとは?<みずおじさん>

今回は「中古iPhone」の購入を検討中の方に、以下の情報をお伝えしていきます。

(画像は筆者Youtubeチャンネルより)

1.中古iPhoneのメリットとデメリット
2.中古iPhone購入で失敗しないためのポイント
3.目的別オススメ中古iPhone
4.ネット購入にオススメの中古iPhoneショップの紹介と特徴

とくにコスパ重視や機能面重視など、希望に合わせた中古iPhoneの機種についてメインで紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

中古iPhoneのメリット・デメリット

(画像は筆者Youtubeチャンネルより)

まず中古iPhoneのメリットは、なんといっても比較的高性能な機種が安く手に入るという点です。昔のiPhoneであってもスマホとしては問題なく機能しますので、動画の編集をしたり、高性能なゲームをしないという方であれば、問題なく使用することができます。

また、もう一つのメリットは、iPhoneに搭載されているiOSは比較的サポート期間が長いという点です。5年程度は問題なく使用することができますし、サポート期間終了後もセキュリティアップデートは行われますので、安心して利用できます。

デメリットに関しては、購入店舗によって状態にばらつきがあり、中古iPhoneを購入する店舗によっては、いわゆるハズレ機種というようなものを購入してしまう可能性があります。また、見た目では分からないバッテリー残量などは、しっかりとした知識で事前に確認してから購入しましょう。

中古iPhoneの購入で失敗しないためのポイント

中古のiPhoneを購入する際は、以下のポイントを必ず確認しておきましょう。

(画像は筆者Youtubeチャンネルより)

・SIMロックの状態(iPhone 13以降は問題なし。それ以前の機種は必ず確認してください。)
・ネットワークの利用制限(支払いの終わっていない機種は若干安いものの、元の持ち主が残りの分割払いをストップしてしまい、急に利用制限がかかることもあります。)
・バッテリーの最大容量
・本体の状態(ボタンの不具合など、フリマサイトで購入する際はとくに注意してください。)
・付属品は基本的になし

店舗や専門のネットショップで購入する際は、明記されていることの多い情報が中心ではありますが、必ず事前に確認してから購入するようにしましょう。

「価格重視」で中古iPhoneを購入したいときのオススメ機種

(画像は筆者Youtubeチャンネルより)

とにかく『低価格で中古iPhoneを購入したい』という場合にオススメの機種は、ずばり「iPhone XR 64GB」です。

2018年に発売されたモデルですが、カラフルでかわいい色合いが特徴です。市場価格は24,000円~31,000円程度で、価格の割にバッテリーの持ちがよいという特徴があります。194gと少し重量がありますが、FaceID対応・6.1インチ・ビデオ再生最大16時間と、通常使用では十分なスペックです。

しかしながら、早ければ2024年9月から、最新のiOSサポートが非対応になる可能性が高いです。セキュリティアップデートに関しては問題なく利用できる見込みですが、最新のiOS機能を必要としていない方や、本体の重量が気にならない方にはとくにオススメの機種です。

「機能重視」で中古iPhoneを購入したいときのオススメ機種

(画像は筆者Youtubeチャンネルより)

iPhoneの『機能を重視したい』という方にオススメの機種は、「iPhone 11 Pro 64GB」です。

2019年に発売されたモデルで、市場価格は43,000円~54,000円前後となっています。FaceID対応・5.8インチ・ビデオ再生最大18時間と先ほどご紹介したiPhone XR 64GBよりも一回り大きいのですが、重量は188gと持ちやすいです。背面がマットガラスでかっこいいのはもちろんのこと、なんといってもカメラ性能の高さがiPhone 11 Pro 64GBの特徴です。トリプルレンズで望遠機能もばっちりで、ディスプレイが有機ELで色鮮やかという特徴があります。

iPhone 11 Pro 64GBの場合は、恐らく2025年9月から最新のiOSサポートが非対応になる見込みです。

「コスパ重視」で中古iPhoneを購入したいときのオススメ機種

(画像は筆者Youtubeチャンネルより)

中古iPhoneの『価格も機能もどちらも重視したい』という方には、「iPhone SE 第3世代 64GB」がオススメです。

2022年に発売された比較的新しい機種で、35,000円~47,000円が市場価格となっています。お店によってかなり値段の幅がありますので、安いお店を探してみてください。FaceIDではなくホームボタン認証になりますので、画面サイズはやや小さめの4.7インチです。ビデオ再生時間は15時間と少し短めですが、144gの軽さは魅力的です。

ただ、この軽さを実現するためカメラはシングルとなっていますので、撮影機能や最新機能はあまり期待できないものの、処理チップがA15というiPhone 13と同様レベルで非常に高性能です。バッテリーの持続時間は難点が残りますが、高性能な機種が恐らく2026年のiOSサポートまで対応していると考えると、かなりお得になってきます。

中古でも「最高のiPhone」がほしい時のオススメ機種

(画像は筆者Youtubeチャンネルより)

とくに『ハイレベルなiPhone』を中古で購入したい時は、「iPhone 12 Pro Max 128GB」がオススメです。

2020年に発売になっており、市場価格は65,000円~85,000円となっています。基本的には70,000円台で、バッテリー劣化などがある場合は60,000円台という認識でよいかと思います。iPhone 12 ProMax 128GBになると、先ほどご紹介したiPhone XRや、iPhone 11 ProのFaceIDでは対応していなかった、マスクを着用したままの顔認証機能が使えるようになります。

画面サイズも6.7インチ、ビデオ再生時間も20時間と、これまで紹介した機種と比較してもかなりハイスペックであることがわかります。226gと重量もありますが、トリプルカメラで処理能力も高いことを考えると、まさに「中古で最高のiPhone」といえます。2026年から最新のiOSサポートが非対応となる可能性がありますが、機能を考えると十分に買い! な機種です。

ネット購入にオススメの中古iPhoneショップ

(画像は筆者Youtubeチャンネルより)

便利で手軽に購入できるネットショップですが、やはり中古iPhoneの場合は信頼できるショップで購入するのがオススメです。とくにオススメのネットショップは、以下の通りです。

・「にこスマ」……中古iPhone購入時にチェックしたいSIMフリーが確約されており、バッテリー残量が表記されているので安心です。初期不良品なら1年間の無料返品交換保証があるので、非常にオススメのショップです。

・「イオシス」……安さが特徴のショップです。ネットではバッテリー残量が確認できませんが、店舗では確認することができます。また箱付きの商品が多く、3カ月の保証期間があります。

・「ゲオモバイル」……価格は若干高めの設定です。イオシス同様に、ネットではバッテリー残量が確認できませんが、店舗では確認することができます。動作不良の場合は30日以内の交換・返金対応があるので安心です。

中古iPhoneを買う時の情報まとめ!

(画像は筆者Youtubeチャンネルより)

中古iPhoneは、基本的に「バッテリーを交換すれば」新品同様に動作します。

そのため安価なモデルを購入して、バッテリー交換後に使用すると、価格を抑えてiPhoneを利用できます。バッテリー交換にもある程度の金額が必要にはなってきますが、バッテリー残量が80%を切ってくると日常使用に影響を感じやすいので、バッテリー交換か機種変更を視野に入れましょう。

また、初心者が中古iPhoneをフリマサイトで購入することはオススメしません。価格だけは安いですが、実際には表記と違う状態の中古iPhoneが届いたり、最悪の場合は箱だけが届く…といった悪質なケースも報告されていますので、注意が必要です。

また、中古iPhoneの発売時期によってはiOSのサポート終了時期目安が変わってきますので、しっかりと情報をチェックしていきましょう。

こちらのチャンネルでも解説しています。

※サムネイル画像は(Image:​筆者Youtubeチャンネルより)

みずおじさん/YouTuber
20年のシステムエンジニアの経験を活かし、iPhoneを中心にiPadやMacなどの幅広いAppleデバイスに関するお役立ち情報を配信しているYouTuber。
セミナー講師のようなテンポの良い語り口調と怒涛の解説で、Appleデバイスの便利技を楽しく学べる動画をたくさん公開中!

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