毎日の生活に欠かせないスマートフォン。QRコードを利用して支払いをしたり、交通系ICカードや航空券のチケットを管理したり…と「スマホさえあれば財布を持たなくて済む」と、考えている人もいるのではないだろうか。その利便性の一方、どうしても気になるのがバッテリーの残量だ。スマホの充電持ちに関するアンケートの結果から、iPhoneユーザーの声をピックアップ。さらにバッテリー寿命を延ばすコツも紹介する。
「スマホの電池・バッテリー持ち」についてのWEBアンケートを実施
株式会社WACARU NETは2024年1月15日から19日の間、ランダムで選出した男女752人に対して「スマホの電池・バッテリー持ち」についてのWEBアンケートを実施。その中から、iPhoneを利用していると回答した52.5%の人に「スマホの電池持ち・充電持ちに不満はあるか」と質問すると、約半数の46.1%の人が「不満を持っている」と回答した。
充電持ちに不満を持っている人を詳しく調査していくと、端末を購入して半年未満の人は「不満がない」と回答している人が9割を占めているが、購入から時間が経つごとに不満を持つ人が増え、購入して2年以上を境目に「不満を持っている」人が半数を超えることが判明した。
iPhoneのバッテリーはなぜ劣化する?
iPhoneの充電持ちに不満を抱えているユーザーが最も気にしているのが「充電が1日持たない」ことだ。さらに「使ううちにバッテリーの最大容量が減っていくから」という声も多かった。
Appleはサポートページ「iPhoneのバッテリーとパフォーマンス」の中で「充電式バッテリーはすべて消耗品で、化学的経年劣化が進むにつれて性能が低下します」としており、「リチウムイオンバッテリーの化学的経年劣化が進むと充電可能な容量が低下し、その結果、再充電が必要になるまでの時間が短くなっていきます。これは、バッテリーの最大容量 (新品時と比較したバッテリー容量の基準) の低下と言うこともできます」と説明している。
このサイトでは以前「iPhone 15のバッテリー寿命を延ばすためのコツ」として「充電リミッター」機能を紹介。この機能はバッテリーが80%充電された時点で充電をストップし、バッテリーの劣化を防ぐものだ。iPhoneの「設定」を開き、「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」で「充電の最適化」を選択。ここで「上限80%」にチェックを入れれば設定完了となる。iPhone 15以前のシリーズでのバッテリー劣化を防ぐ方法についても紹介しているので、ぜひチェックしてみてほしい。
出典元:【WACARU NET】
参照元:【Apple】
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