最近では様々な格安SIMが登場しているため、毎月のスマホ料金を抑えられている人は多いのではないでしょうか。しかし、中には現在のスマホ料金を見直す機会がなく、高い利用料を支払う人もいるかもしれません。そこで今回は、株式会社IoTコンサルティングが運営するメディア「ロケホン」が、20代以下~60代以上の男女100人を対象に実施した「家庭のスマホ料金見直しに関する意識調査」をご紹介します。
5割超が3,000円以下のスマホ料金! 一方“高価格”に感じる人は半数以上
まずはじめに、「あなたの毎月のスマホ料金はどのくらいですか?」とたずねたところ、「1,000円台」が24.0%で最も多い結果となりました。次いで「3,000円台」が22.0%、「2,000円台」が10.0%となり、全体の5割を超える(56.0%)人がスマホ料金が3,000円以下であることが明らかになっています。
格安SIMを利用する人の増加により、全体でスマホ料金が低くなっているのではないでしょうか。
次に「毎月のスマホ料金を高いと感じますか?」と質問したところ、「妥当だと思う」と答えた人が35.0%で最多の割合に。一方、20.0%が「高いと感じる」、31.0%が「やや高いと感じる」と回答しており、現在のスマホ料金をもう少し下げたいという人は半数以上いることもわかっています。
定期的な料金見直しをする人は少ない傾向に…
「スマホ料金が高い」と感じる人が多く見られる中、一体どれほどの人が“料金の見直し”を行っているのでしょうか。
同調査で「スマホ料金はどのくらいの頻度で見直しますか?」とたずねたところ、46.0%が「スマホ料金の見直しはほとんど行わない」と回答し、全体の5割近くが見直していないことがわかりました。
また、「1年おきに見直す」との回答が21.0%、「2年おきに見直す」「3年おきに見直す」との回答がそれぞれ13.0%となっており、見直しを行う人も“1年以上は見直さない”という人が多いことが判明。各携帯会社では、定期的に新サービスが提供されたり、スマホ料金が変化したりしているものの、プランの変更などの仕組みが難しく、定期的な見直しにまで至らない人が多いのではないでしょうか。
同調査では、「家庭のスマホ料金を安くするために、取り入れているもの」についても質問。すると、「家の中ではWi-Fiを使用する」「家族割を取り入れている」などの回答が寄せられました。中には、「家庭のスマホ料金を安くするために、家族全員でスマホを乗り換えた」という人もおり、割引やキャンペーンに注目している人も一定数いることがわかります。
最後に、「家庭のスマホ料金を安くするために、新たに取り入れられるもの」を質問。その結果、「携帯会社・キャリアの見直し」が36.0%で最多の割合を占め、次いで「料金プランの見直し」も30.0%と高い割合にのぼりました。
今回の調査結果から、格安SIMの普及や大手携帯会社の低価格プランの登場で、スマホの月額料金を3000円以下に抑えている人が多い中、スマホ料金の高さに不満を持つ人も一定数いることがわかりました。スマホ料金を安くするためには、定期的な料金の見直しなどの工夫が必要なのかもしれません。
オトナライフでは、10GB以下や20GB以上で選ぶ格安SIMランキング記事など配信しているので、参考にしてください。
出典元:【ロケホン】