SNSの利用や動画視聴、マップの使用など、スマートフォンは生活に欠かせないものとなっています。生活の一部になったことで、「スマホをしょっちゅういじってしまう」という人も少なくありません。そうした現状の中で、スマホの使用時間や回数を減らす「デジタルデトックス」について、どのように考える人が多いのでしょうか。今回は、LINEヤフー株式会社が運営するLINEリサーチが、日本全国の15歳~64歳の男女を対象に実施した「デジタルデトックスに関する調査」をご紹介します。
全体の約5割がデジタルデトックスを「してみたい」
はじめに「デジタルデトックスをしてみたいと思いますか?」とたずねたところ、5つの選択肢で最も多かったのは「どちらともいえない」という回答でした。生活に欠かせないアイテムであるため、「使用回数が減る」と困るという人もいるのではないでしょうか。
しかし、全体の約5割(47%)が「ぜひ、してみたい」「やや、してみたい」と回答しており、デジタルデトックスに関心を持つ人が多いことがわかりました。また年代別に見ても、「してみたい」と考える人が「したくない」という人より多くなっています。
触らない時間や過ごし方を意識してデジタルデトックスを
次に「デジタルデトックスとして、やってみたいものは?」を質問。すでにしていることがあった場合は、今後も続けたいかどうかをたずねました。
全体の1位となったのは、スマホを「触らない時間や過ごし方を意識する」で、どの年代でも4割を超えています。次いで「ながらスマホをしない」との回答が20代~60代の間で多くなっています。
その他にも、「すぐに触れないような場所に置く」「通知をオフにする」「使っている時間を把握する」「スマホでしていることを、それ以外の方法に変える」「就寝するときはスマホを別の場所に置く」といった回答が寄せられました。
年代別にチェックすると、10代は他の年代と比較して各回答の割合が高い結果となりました。他の年代よりもスマホを使用する時間が長く、デジタルデトックスに強い関心を持っているのではないかと考えられます。
また、男女別で調査したところ、女性の方がデジタルデトックスでやってみたいものが多い結果になりました。「触らない時間や過ごし方を意識する」「就寝するときは別の場所に置く」「使う時間の目安を決める」という回答が、男性よりも高い割合を占めています。
本調査から、どの年代もデジタルデトックスに意欲があることが明らかになりました。実際にデジタルデトックをおこなう人がどの程度いるのかも気になるところですね。
出典元: 【LINEリサーチ】