スマホの買い替え、iPhoneは「ブランド」Androidは「機能性」で選んでいる人が最多

新しいスマホが欲しいと思ったとき、買い替えのタイミングや何を重視すべきかなどに悩むことはないだろうか。今回は、iPhoneユーザーとAndroidユーザーそれぞれが、端末を買い替えるときに何に注目しているのかなどに関するアンケート調査を紹介。スマホの買い替えを検討している人は、ぜひ参考にしてほしい。

最新モデル発売への関心は、iPhoneユーザーのほうが高い

「新機種の購入したきっかけ」について調査結果(「モバイル社会研究所」調べ)

NTTドコモ モバイル社会研究所は、2023年1月に15歳~79歳のスマートフォンユーザー6559人を対象に、新機種を購入するときのきっかけや重視することについてアンケート調査を実施。2024年3月25日に調査結果を公開した。

まず、端末の買い替えのきっかけについてのユーザーの声を紹介。調査結果によると、iPhoneユーザーでは55%が、Androidユーザーでは49%が「電池の劣化」と回答しており、機種にかかわらず端末の寿命を理由に買い替える人が多いようだ。

「新モデルが発売された」からと答えた人は、Androidユーザーの5%に比べてiPhoneユーザーは12%と、倍以上の差がついている。iPhoneは毎年9月頃に新モデルが発売されており、世間の注目度も高い。電池の劣化などがなくとも、数年の使用でスペック不足を感じたiPhoneユーザーが、最新モデルの発売に合わせて買い替えているのだろう。

 

iPhoneは20代、Androidユーザーは40代~70代の割合が大きい

(「モバイル社会研究所」調べ)

各機種のユーザーの年代に関する調査では、iPhoneは20代が21%で最も多く、30代~50代は17%前後でほぼ同率という結果に。一方、Androidは20代が7%、30代が13%と若年層の比率はiPhoneより少ないが、40代~70代は約20%で横並びであった。Androidは比較的安価なモデルが多いことと、画面や操作感などをアレンジしやすいことが特長だが、これらの要素が高齢層の人気につながっているのだろうか。

「機種別 購入するときに重視するポイント」について調査結果(「モバイル社会研究所」調べ)

続いて、購入時に重視しているポイントについてのアンケート結果を紹介。iPhoneユーザーは「メーカーや端末のブランドが好きだから」という声が一番多く、次いで「操作性」「メモリ・ストレージ容量」という理由が続いた。高品質の製品を開発するAppleに高い信頼を置いているようだ。

Androidユーザーの意見を見ると、「操作性」が31%で最も高く、「メモリ・ストレージ容量」が27%、「カメラ機能」が22%だった。ブランドよりも各端末の機能やスペックに注目する傾向があるようで、iPhoneユーザーとは重視しているポイントが違うことがわかった。

出典元:【モバイル社会研究所

※サムネイル画像(Image:Yasin Hasan / Shutterstock.com)

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