家電量販店の中でも、ヤマダデンキ(ヤマダ電機)は店舗数が多く、家電量販店ならではの「安さ」が魅力的です。すると各キャリアのショップやオンラインでの機種変更ではなく、ヤマダデンキで機種変更をした方がお得なケースもあるのではないか、と気になりますよね。
そこでこの記事では、ヤマダデンキでスマホをお得に機種変更する流れをご紹介します。
【例】ヤマダデンキでスマホをお得に機種変更する流れ
ヤマダデンキでスマホをお得に機種変更する流れをご紹介します。
【1】ヤマダデンキ店頭でキャリア乗り換えのキャンペーンをチェック
ヤマダデンキの店頭では、キャリアの乗り換えキャンペーンや店舗独自のキャンペーンが分かりやすく掲げられています。
「どこにキャンペーン情報が掲載されているのか分からない」場合は、まずは店頭で目当てのデバイスの販売コーナーを目指しましょう。
ちなみにヤマダデンキは「価格交渉」を正式に受け付けている家電量販店です。
ヤマダデンキで販売されている価格よりも、他の家電量販店の方が安い場合、交渉の余地があるかもしれないので「本体価格」もチェックしておくと良いでしょう。
特に型落ちのスマホなどは狙い目です。
【2】キャリア乗り換えでポイント還元や商品券の進呈を受ける
ヤマダデンキで行われているキャリア乗り換えキャンペーンの中には、商品券の進呈が行われるものもあります。たとえばヤマダデンキでは、UQモバイルへの乗り換えでJCB商品券のプレゼントを実施した事例があります。
ポイント還元や商品券の進呈は、実質的な値引きに近しいためこれらを積極的に狙うのも良いでしょう。
【3】光回線の同時申し込みによる割引・キャッシュバックで周辺機器を購入
スマホの機種変更と同時に、店頭で光回線に申し込めば、最大3~5万円ほどのキャッシュバックを受けられるケースもあります。
たとえばヤマダデンキはソフトバンクと資本提携を行っているため、ヤマダデンキ店頭やヤマダウェブコムで「SoftBank 光」のキャンペーンを目にしたことがある方も多いのでは。
参考元:週刊アスキー
SoftBank光をはじめとする光回線の申し込みを検討している場合、ヤマダデンキ店頭で申し込みをすることでキャッシュバックを受けられる場合もあるということです。そのキャッシュバックで周辺機器を購入したり、スマホ本体の端末代にあてるのもおすすめです。
【4】スマホ本体のみ安く購入
ここまでに解説してきたような方法を用いて、商品券やキャッシュバックを得ることで、スマホ端末をよりお得に入手できます。なお、スマホ本体のみ安く購入するコツについては以下の記事でも解説しているので参考にしてください。
ヤマダデンキでスマホをお得に機種変更するときに便利なテクニック
もっともここまでに解説してきた内容は、ヤマダデンキに限らず多くの家電量販店のキャンペーンにも同じことが言えるものです。
ここからは「ヤマダデンキならではのお得な機種変更に使えるテクニック」も参考までにご紹介します。
特に「ヤマダPay」を使いこなすことで安くなるケースも多いので、ぜひ参考にしてください。
【1】ヤマダPayでの支払いで安くなるか
ヤマダデンキには、「ヤマダPay」という独自のQRコード決済があります。

「ヤマダPay」は総額1%のポイント還元と、月5,000円(税込)以上の利用で200ポイントが進呈されます。また、年度末などにはポイント付与率が10%になるキャンペーンを行っていることもあるため、狙い目です

「ヤマダPay」ではたとえば2024年2月26日から3月31日まで10%ポイント還元(上限5,000ポイント)キャンペーンを行っています。デジタルデバイスに限らず5万円までの買い物が非常にお得になるので、おすすめのキャンペーンです
なお、ヤマダデンキの支払い方法については以下の記事で解説しています。
【2】「ヤマダLABIカード」を発行する
ヤマダデンキでもっともおすすめの決済方法はヤマダLABIカード。年会費は11,000円かかりますが、「ヤマダLABI ゴールドカード」がおすすめです。

ヤマダLABI ゴールドカードのポイント還元率は11%にくわえ、永久不滅ポイントも0.5%付与されます。普段からヤマダデンキで買い物をするという方はこの機会に「ヤマダLABI ゴールドカード」を作っておけば、高いポイント還元を受けることができます
【3】値下げ交渉
ヤマダデンキでは、店員とスマホ端末の値下げ交渉を行うことができます。これにより、数千円ほど安く購入することができることもあります。ただし、条件として回線の契約が必要だったりする場合もあるため、必ず値下げ交渉が成功するとは断言できません。
【4】株主になる
ヤマダデンキ(ヤマダホールディングス)では、株主に株主優待券を配布しています。たとえば100株の購入で年間1,500円分の優待券がもらえるため、それをスマホ購入代にあてるのもおすすめ。
なお、ヤマダデンキのこの1年の株価は446円ほど。つまり、4万4,460円で1,500円のバックがあるため、非常にお得と言えます。
【5】店頭のキャンペーン、各種チラシをチェック
ヤマダデンキでは、稀にiPhoneの本体価格を1円~24円で販売するというキャンペーンを行っていることがあります。ただし、その価格での購入は端末購入プログラムの利用が必須。

MNPと端末購入プログラムの利用を考えている場合は、即決してしまうほどの安さ。機種変更を考えている場合はこまめに店頭を覗いてキャンペーンを確認することをおすすめします(画像は「かじゅ|ドコモスペシャリスト(@kaju_329)」さん提供)
なお、詳しくは以下の記事で解説しているので参考にしてください。
まとめ
ヤマダデンキでスマホの機種変更をする流れとコツをご紹介しました。
結論を述べると、ヤマダデンキでのスマホの機種変更は、そのとき行われているキャンペーンの内容によります。回線の乗り換えで高額な商品券をプレゼントするキャンペーンを行っている場合はその商品券でスマホを安く買うことなどもできますが、そもそもその乗り換え先が自分がいま使っているキャリアだったり、プランが自分に合わない場合はあまりおすすめできません。
一方、ヤマダLABI ゴールドカードなどを持っていればスマホといった高額な買い物で高いポイント還元が期待できます。
※サムネイル画像(Image:Morumotto / Shutterstock.com)