多くの人が利用するiPhone。新機種のインパクトも然ることながら、サポートが一貫していることもあり、依然として旧機種も根強い人気を見せています。では、現在最も利用されているのはどの機種なのでしょうか。株式会社ALL CONNECT Mobileが運営する、スマートフォン・インターネット関連の情報メディア「モバレコ」では、20代～80代のiPhoneを利用している男女200名を対象に、「iPhoneの利用状況調査」を実施。現在利用中のiPhoneの機種や、iPhoneを選んだ理由、その購入場所などについて質問していたので、その結果をご紹介します。
現在最も利用されているのは「iPhone 11」以前のシリーズ
まずは、「現在何シリーズのiPhoneを利用していますか？」と質問しています。すると、最も多かった回答は「iPhone 11以前のシリーズ」の16.12％でした。次いで2位が「iPhone 13シリーズ」の15.38％、3位が「iPhone 12シリーズ」「iPhone SE（第2世代）」の14.65％、5位が「iPhone SE（第3世代）」の13.92％、6位が「iPhone 14シリーズ」の10.99％、7位が「iPhone 11シリーズ」の8.06％、新機種の「iPhone 15シリーズ」は6.23％で9位という結果になりました。
グラフから各シリーズのユーザーがさほど大差なく、満遍なく散らばっているという印象を受けます。型落ちと言えど、サポートが受けられる限りは問題なく利用できる点がiPhoneの魅力の1つのようです。
ちなみにオトナライフでは、旧機種の「iPhone X」や「iPhone SE（第3世代）」などのサポート期間やアップデート状況について調査しているので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
「iPhoneを利用している理由」では約6割が「使い慣れているから」と回答
次に、「Androidではなく、iPhoneを利用している理由を教えてください」と質問したところ、最も多かったのは「使い慣れているから」という回答の59.31％でした。次いで2位が「性能がいいから」の19.41％、3位が「キャンペーン等で安く買える機会があったから」の9.16％という結果となりました。
やはり、スマホもパソコンと同様にOSが変わると使い勝手も違ってくることから、現在iPhoneを使っている人は、以前からiPhoneユーザーだった人が多いようです。また、性能に関しては基本モデルからプロ仕様モデルまで幅広く選択肢があり、大きく使い勝手が変わることなくそれぞれに見合った十分な性能を選びやすいという点も、iPhoneが人気を博す理由なのかもしれません。
また、「iPhoneは新品で購入しましたか？」という質問には、90.11％が「はい」と回答しています。中古市場でも人気のiPhoneですが、ほとんどの人が購入するときは新品を選んでいるということがわかりました。
現在利用中のiPhoneの購入先で最も多かったのは「キャリアの店舗」
続いて、「現在利用中のiPhoneはどこで購入しましたか？」と質問。すると、約半数の49.82％が「キャリアの店舗」と回答しました。次いで2位が「キャリアのオンラインショップ」の17.22％、3位が「家電量販店」の13.19％という結果でした。
やはり、キャリアの店舗で手続きを済ませるのが安心だと感じている人が多いようです。また、キャリアのオンラインショップでも簡単に購入できるため利用している人は多い模様。プランや操作方法等への不安がなければ、受付までの順番待ちが必要ないオンラインショップはとても便利ですね。
約7割はiPhone購入のときに端末プログラムやキャンペーンを利用していない
さらに、「iPhoneを購入する際に端末プログラムやキャンペーンを利用しましたか？」と尋ねると、68.13％が「いいえ」と回答し、31.87％が「はい」と回答しています。約7割もの人が残価設定型のプログラムや端末割引キャンペーンを利用せず、定価でiPhoneを購入しているようです。
一方で、「今後iPhoneを購入する際に割引プログラムやキャンペーンを利用したいですか？」の質問には55.68％の人が「はい」と回答。そのため、“あえて利用しなかった”というよりも、購入のときに利用できるプログラムがなかった、もしくは知らなかったといった人も少なくないのではないでしょうか。
オトナライフでは、2024年3月15日現在に購入可能なiPhoneをすべて実機で紹介し、その仕様や機能について解説しています。買い替えや購入を検討してするときには、あわせて参考にしてみてください。
出典元:【モバコレ】
※サムネイル画像（Image:ALDECA studio / Shutterstock.com）
