ついにその日が来てしまった……。2019年10月29日、ドコモはiモード(FOMA)を2026年3月31日で終了すると発表した。長年使い続けてきたガラケーも、ついに終わりの時がやって来たのだ。だが、最後の日まではまだ6年以上もある。そこで今回は、2026年3月まで、ガラケーを使い続ける方法を紹介したいと思う。
まずは現行機種のバッテリーを入手しておけ!
2019年10月29日、ガラケーユーザーに激震が走った。ドコモは「iモード(FOMA)を2026年3月31日で終了する」と発表したのである。実は筆者も、電話専用のガラケーとデータ通信専用スマホの2台も持ちなので、「ついにこの日が来てしまったか……」というのが正直な感想である。
もちろん、筆者のように普通にスマホも使える人は、潔くスマホに乗り換えればよいのだが、高齢者のガラケーユーザーは、せめて2026年3月までガラケーを使い続けたいというのが本音だろう。そこで、今回は2026年3月までガラケーを使い続ける方法を紹介したいと思う。
まず、やるべきことは、今使っているガラケーの新品電池パックを確保しておくこと。ドコモの「電池パック安心サポート」では、同一機種1年以上使用の場合、継続利用10年以上のユーザーは500pt、継続利用9年以下のユーザーは1,000ptで電池パックを入手できる制度があるのだ。
(Image:nttdocomo.co.jp)
ドコモショップに行って、貯まっているポイント(ドコモポイントとdポイントの合算も可能)で、電池パックをゲットしよう。同一機種1年以上使用の場合、継続利用10年以上のユーザーは500pt、継続利用9年以下のユーザーは1,000ptで交換できる
中古ケータイショップでもドコモのガラケーは販売されている。今使っている機種の同型機をバックアップ用に入手しておこう。この場合でも、新品の電池パックを別途入手しておきたい(写真は秋葉原にある中古携帯ショップのイオシス)
今ならまだVoLTE対応の最新ガラケーが手に入る!
どうしても使い慣れた機種を使い続けたいときは、中古ケータイショップで同一機種をバックアップ用に入手しておこう。この場合も電池パックはヘタっている可能性があるので、新品電池パックの入手は必須である。だが、すでに電池パックの在庫がドコモにない機種もあるはずだ。そんなときは、現在でもドコモで入手できる最新ガラケーの新品を確保しておくしかない。
実は、ドコモではiモード(FOMA)の新規契約を2019年9月30日で終了しているが、ガラケーの販売は継続している。とはいえ、カメラ機能なしのシャープ「SH-03L」やカード型でほとんど通話専用の京セラ「カードケータイ(KY-01L」)よりは、VoLTE(ボルテ)対応の最新モデル富士通「arrowsケータイ(F03L)」やシャープ「AQUOSケータイ(SH-02L)」のほうが、従来のFOMAガラケーから乗り換えても違和感がないだろう。いずれも3万円程度で用意されているので、2026年までガラケーを使いたいなら今すぐゲットしておきたい。
(Image:onlineshop.smt.docomo.ne.jp)
ドコモでは、今でもガラケーの最新機種が数種類販売されている。ただし、iモード(FOMA)の新規契約は2019年9月30日で終了しているので、今後、新型が出る可能性は低いと思われる。早めにゲットしておこう
(Image:nttdocomo.co.jp)
富士通「arrowsケータイ(F-03L)」は2019年7月発売の最新モデル。FOMAガラケーではなく、FOMA(3G)より高音質なVoLTEボルテ(4G)で通話できるタイプ。防水・防塵、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信に対応した全部入り
(Image:nttdocomo.co.jp)
シャープ「AQUOSケータイ(SH-02L)」は2019年2月発売のVoLTE対応モデル。実はAndroidベースのガラケーだが、LINEには非対応。防水・防塵、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信にも対応して全部入り
●ドコモ「「FOMA」および「iモード」のサービス終了について」(公式)は→こちら
●ドコモ「電池パック安心サポート」(公式)は→こちら
●ドコモオンラインショップ(公式)は→こちら
●イオシス(公式)は→こちら