定期的に新機種が発売されるiPhoneやAndroid。機能面やデザイン性などがアップデートされたものが多いため、よりよいスマホを使いたいと買い替えを検討する人も多いでしょう。また、現在のスマホの電池持ちの悪さや故障などで買い替えを考える人もいるかもしれません。では、世の人たちはどれくらいの期間を目途に買い替えを行っているのでしょうか。
今回は、株式会社IoTコンサルティングが運営する格安SIMやスマホの最新情報をお届けするメディア「iPhone大陸」が10代~60代以上の男女545人対象に実施した「スマホの買い替え時期に関する調査」をご紹介します。
半数以上が3~4年でスマホを買い替え!iPhone・Androidの買い替え時期に差はなし
はじめに「スマホの買い替え頻度はどれくらいですか?」とたずねたところ、5割強(51%)「3~4年」と回答し、もっとも多い結果となりました。次いで「5~6年」の28%、「1~2年」の12%、「7年以上」の8%となり、1年未満で買い替える人は少ないことが明らかになりました。
では、iPhone・Androidで買い替え時期に違いはあるのでしょうか。iPhone・Androidともにもっとも多かった回答は「3~4年」で、iPhoneが53%、Androidが49%という高い割合を占めています。この結果から、iPhone・Androidもとに買い替え時期に差がないことが明らかに。また、前設問と本設問でわかる通り、スマホの買い替え時期は3~4年が一般的なようです。
買い替えのきっかけは「電池持ちが悪くなったから」が1位に! 買い替え時には注意点も
次に、「スマホを買い替える際のきっかけは何ですか?」と質問したところ、「電池持ちが悪くなったから」が41.5%でもっとも多い結果となりました。また、電池持ちが悪くなったことを理由にスマホを買い替える人は、124名と半数以上が3~4年でスマホを買い替えていることがわかっています。スマホに電池がないことに不便さを感じる人が多いようです。
ちなみに第2位は「画面割れ/故障したから」の18.2%、第3位は「動作が重くなったから」の11.4%でした。
スマホを便利に利用するためには定期的な買い替えが必要ですが、いくつか注意点があります。例えば、データ移行後、すぐに初期化をしてはいけないことがあげられます。旧スマホから新しいスマホにデータを移行してすぐに旧スマホを初期化すると、完全にデータが移行できているか確認できません。また、新しいスマホでIDやパスワードがわからなくなるトラブルを避けるため、それらを確認できるまで手放してはいけないことも注意点のひとつです。
本調査では、iPhone・Androidともに3~4年で買い替える人が多いことがわかりました。しかし、中には7年以上買い替えない人も。その理由として、「スマホの価格が高騰しているから」との理由があげられていました。そのためスマホの価格高騰がおさまったり、新機種が安価で買えるようになれば、スマホの買い替え頻度も増えていくかもしれませんね。
出典元:【iPhone大陸】
※サムネイル画像(Image:Hadrian / Shutterstock.com)