毎年新機種が発売されるスマホ市場ですが、中古スマホの人気も根強いものがあります。伊藤忠グループの株式会社Belongが運営する中古スマートフォン販売の「にこスマ」は、「2024年4月中古スマホ／機種別販売数・買取数ランキング」を発表していたので、詳細を見ていきましょう。
「中古スマホ販売数ランキング」では「iPhone SE（第2世代）」が5カ月連続1位
まずは、2024年4月の「中古スマホ販売数ランキング」をチェック。1位は「iPhone SE （第 2 世代）（64GB）」で、5カ月連続で1位を獲得しました。2024年4月4日～4月18日まで実施された「新生活応援フェア」の対象機種になったことも、その人気を後押しする一因であったと考えられます。
続く2位は「iPhone 8（64GB）」、3位は「iPhone 12（64GB）」、4位は「iPhone 7（32GB）」、5位は「iPhone 12（128GB）」などという結果でした。さらには「iPhone 13 mini（128GB）」が8位、「iPhone 12 mini（64GB）」が9位と、iPhoneのコンパクト機種が順位を上げてきています。2台目、3台目のスマホとしてコンパクトサイズが好まれているという点も、人気の理由の1つなのかもしれません。
「中古スマホ買取数ランキング」では「iPhone 8（64GB）」が4カ月連続1位
続いて、2024年4月の「中古スマホ買取数ランキング」では、「iPhone 8（64GB）」が4カ月連続で1位にランクイン。次いで2位が「iPhone SE（第 2 世代）（64GB）」、3位が「iPhone 7（32GB）」、4位が「iPhone 11（64GB）」、5位が「iPhone 11（128GB）」などとなっています。
全体的な傾向は2023年度の年間ランキングと変わっていないようです。ホームボタンを搭載しているiPhoneや、発売から4年前後経過したiPhoneが多く取引きされ、64GBモデルと128GBモデルを合わせた機種別で見ると、「iPhone SE（第 2 世代）」が「iPhone 8」を上回っています。
ランキングは10位まで発表されていますが、販売数にも買取数にもAndroidの機種はランクインしないという結果でした。機種ごとに使い勝手が違ったり、サポート年数が短かったりするAndroidは、中古市場においては手を出しにくいのかもしれません。
出典元:【にこスマ】
※サムネイル画像は（Image:「Apple」公式サイトより引用）
