「一眼レフカメラを買うほどではないけれど綺麗な写真は撮りたい!」方は多いでしょう。すると、もちろん撮影機材の候補となるのがスマホ。カメラ性能を重視したスマホ選びでチェックすべきポイントを詳しく解説します。
「一眼を買うほどではないけど綺麗な写真が撮りたい!」何を基準にスマホを選べばいいの?
「カメラ性能」の高いスマホ選びでチェックすべき重要なポイントは、以下の3つです。
結局、画素数はどれくらいあればいいの?
画素数とは、画像を構成するドット数のこと。基本的に、画素数が高ければ高いほどきれいな写真が撮影ができます。
スマホで撮影した写真をプリントする場合は、900万画素もあればA4サイズでも十分に高画質で印刷できます。そのため、多く見積もっても1200万画素程度のモデルを選べば十分。
より鮮明な画質にこだわりたい方は、2000万画素以上のカメラを搭載したスマホを選ぶと良いでしょう。
カメラレンズの「F値」って結局何?
「F値」とは「カメラのレンズの明るさ」を表したもの。別名「絞り値」とも呼ばれています。
F値が小さくなるほど「光を多く取り込める」=「暗所での撮影に強い」ということ。高性能カメラの基準としては、F値が2.0以下を目安にすると良いでしょう。
結局どのスマホを選べばいいの?
カメラ性能で重要なチェックポイントを紹介しましたが「専門用語が多くて分かりにくい…」「結局、カメラ性能の良いスマホはどれ?」と迷っているなら、iPhone 15シリーズを選んでおけば間違いないです。
たとえば「iPhone 15 Pro」はメインカメラでは4,800万画素の写真が撮影可能で、カメラのF値は1.78。最大10倍の光学ズームレンジで撮影可能。
スペックは以下の通り。
実際に、2021年9月に発売された「iPhone 13 Pro」と2023年9月に発売された「iPhone15」の画質を比較してみれば、その性能差は一目瞭然。
左が「iPhone 13 Pro」、右が「iPhone15」で撮影した植物の写真を引き伸ばした画像。両者を比較すると、明らかにiPhone15のほうが、くっきりと鮮明に撮影できていることが分かります。
ほかにも約2億画素の広角カメラを持つ「Galaxy S23 Ultra 5G」もおすすめ。合計4つのカメラを搭載しており、一眼レフのような写真を撮ることができます。
もっと安いスマホの中から、綺麗な写真が撮れる端末を選びたい場合は「OPPO Reno7 A」という選択肢もあります。4万円弱という価格でありながら、3種類のカメラを搭載しています。
※サムネイル画像(Image:BadPixma / Shutterstock.com)