中古でiPhoneを買うなら何世代前のものまで?買うべきではない機種はどれ?

近年のiPhoneの価格に対して「高すぎる!」と感じている方は、正直多いのではないでしょうか。その場合、有力な選択肢となるのが型落ちのiPhoneを購入すること。とはいえ、たとえば「2024年にiPhone 12を買ったとして、いまでも使えるの?性能的に十分?」といった不安点もありますよね。

そこで2024年現在、中古でiPhoneを買うならばスペック面から見て「何世代前のものまでがおすすめか」を解説。結論としてはiPhone 13以降がおすすめですよ!

「iPhone X」以前の機種は中古でもあまりおすすめしない

まずiPhone X以前の機種については、2024年5月現在、最新のiOS 17にアップデートすることができないのでおすすめしません。

iOS 17へのアップデートができない機種でも深刻な脆弱性が発覚した場合には、サポートが提供されるケースがありますが、iOS 17にアップデート可能な他の機種と比べてセキュリティ面が心もとないことは事実でしょう。
つまり、最低でも

・iPhone XR
・iPhone XS
・iPhone XS Max

以降の機種を選ぶことをおすすめします。

2024年現在、iPhone 12以前の機種はスペック面でやや非力感が強いかも

iPhone 12以前の機種は、2024年の基準から見るとスペック面でやや劣る印象があります。iPhone 12の搭載チップはA14 Bionic。

たとえば、A14 BionicとA15 Bionic(iPhone 13、iPhone 14に搭載)を比較すると以下の通りです。

A14 BionicとA15 Bionicで比較すると、CPUのコア数は同じですがベンチマークはA15 Bionicの方が上回っており、GPUのコア数はA15 Bionicの方が1コア多くなっています。

なおiPhone 15では、さらに上位モデルのA16 Bionicが搭載。そしてiPhone 15 ProではA17 Proチップが搭載されており、このA17 ProチップはPC向けのSoCとも比肩するレベルの性能です。

2024年の秋にはiPhone 16向け「A18 Pro」のチップの登場も有力視されており、やはりiPhone 12のA14 Bionicは相対的に「物足りない感」が強まってきています。iPhone 13であればA15 Bionicが使えるため、13以降がおすすめです。

カメラ性能で選ぶなら「iPhone 14 Pro」「iPhone 15」

iPhoneシリーズは、iPhone 14 Pro以降、背面カメラの画素数が圧倒的に上がりました。そのためカメラ性能で選ぶなら、iPhone 14 Pro以降の機種を選ぶのがやはりおすすめです。

iPhone 13以降のカメラのスペックは以下の表の通りです。

具体的には、iPhoneの背面カメラは長らく1,200万画素に留まっていましたが、iPhone 14 Pro以降4,800万画素と大幅に画素数が上がりました。

たとえば花を撮影したとして、iPhone 13など古めの機種だと、花びらを大きく拡大すると輪郭がかなりぼやけます。しかしiPhone 14 Pro以降では、花びらを大きく拡大してもかなりくっきりしています。

一目瞭然で写真の鮮明さが違うというレベルで性能差があるため、カメラ性能ならばiPhone 14 Pro以降が圧倒的におすすめです。

総じてiPhone Xより前の機種はサポートが終了しているので「買うべきでない機種」に該当し、チップの性能からiPhone12以前の機種もあまりおすすめできません。よっておすすめはiPhone13以降の機種になりますが、カメラの画素数重視ならばiPhone14 Pro以降の機種を買うべきといえます。

※サムネイル画像は(Image:​「エディオン」公式サイトより引用)

オトナライフ編集部
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