KDDI、沖縄セルラーが提供する「povo2.0」に、新たに着信転送・留守番電話サービスが加わった。留守電サービスは伝言メッセージを100件、1週間にわたって預かってくれるので、電話でのやり取りが多いビジネスパーソンの心強い味方になりそうだ。サービス開始を記念したキャンペーンも実施されているので、チェックしておきたい。
5月20日から提供開始された留守番電話サービス
KDDIと沖縄セルラーは2024年5月20日から「povo2.0」で着信転送サービス・留守番電話サービスを提供開始した。同社は「端末の電源が入っていないときや電話に出られないときに便利」とアピールしている。また、2024年6月30日までに留守番電話サービスに加入することで月額料金にあたる330円相当のau PAY残高を還元するキャンペーンもあわせて実施するという。
着信転送サービスは、かかってきた電話を登録した別の電話番号に転送するサービスで、料金は無料。ただし、転送時に別途通話料が必要になる。指定の特番に発信することで利用でき、フル転送開始は「1424+転送先番号」、無応答・話中転送開始は「1422+転送先番号」、停止は「1420」に発信する。
月額料金相当のau PAY残高キャッシュバックキャンペーンも
留守番電話サービスは月額330円で、伝言メッセージを100件まで、1週間預かってくれる。伝言の再生には別途通話料が必要だ。まず、トッピング一覧から留守番電話サービストッピングを購入。その後、常時開始は「1412」、無応答・話中時開始は「1411」、停止は「1420」、伝言再生は「1417」と指定の番号にそれぞれ発信することで利用可能になる。
着信転送サービスと留守番電話サービスは併用できないので注意が必要だ。着信転送サービスを開始すると、留守番電話サービスは停止される。
また今回のサービス提供開始を記念して「留守番電話サービス スタートキャンペーン」が実施されることに。povoアカウントにau IDを連携し、キャンペーン期間中に留守番電話サービストッピングを購入すると、au PAY残高に330円相当(不課税)が還元されるという。購入時点でアカウントを連携させていることが必須条件なので、申し込みを考えている人は確認しておくといいだろう。キャンペーン期間は2024年5月20日10:00から同年6月30日23:59まで。これまで、いわゆる格安SIMで留守番電話サービスが利用できるのはソフトバンク回線が多かったが、今回の導入を機に、利用できるブランドが増えるかもしれない。
※サムネイル画像は(Image:「povo」公式サイトより引用)