2023年3月、iPhone 15の発売に合わせて「iOS 17」がリリースされました。その後、何度かアップデートが行われ、24年5月13日には「iOS 17.5」がリリースされたばかりですが、早くも5月21日には最新版の「iOS 17.5.1」が公開されています。今回のアップデートは、いったいどのような内容なのでしょうか?
24年5月21日に最新版iOS 17.5.1がリリース!
23年9月19日、iPhone 15の発売と同時に「iOS 17」がリリースされました。
その後、セキュリティ強化や新機能を追加した「iOS 17.3」や「iOS 17.4」などが次々とリリースされ、24年5月21日には最新版の「iOS 17.5.1」がリリースされています。
最新版iOS 17.5.1のリリースノートを確認してみると、「重要なバグ修正が含まれ、データベース破損により削除した写真が写真ライブラリに再表示されることがまれにある問題に対処しています」とありますので、このあとその内容を詳しくチェックしてみましょう。
なお、iOSのアップデートはiPhoneの設定から「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で確認できるので、自分のiPhoneのアップデート状況を確認してみてください。
「iOS 17.5.1」では過去に削除した写真が再表示される問題を解決!
今回のiOS 17.5.1のリリースノートの内容を確認してみたところ、iOS 17.5のアップデートで見つかった重要なバグ修正を目的としているようです。
具体的には、データベース破損により削除した写真が写真ライブラリに再表示されることがまれにある問題に対応しています。
実はネット上では、iOS 17.5にアップデートしたところ、過去に削除したはずの写真が、なぜか写真ライブラリに復活していたことが話題となっていましたので、まさに今回は、この問題を解決するのが主な目的なのでしょう。
●Apple「iOS 17のアップデートについて」は→こちら
「iOS 17.5.1」のセキュリティアップデートは?
通常、iOSのアップデートではセキュリティアップ―ドも実施されることが多く、前回のiOS 17.5では15項目のセキュリティアップデートがありました。
しかし、Apple security releasesを確認してみたところ、今回のiOS 15.7.1ではCVEリストのセキュリティアップデートはとくにないようです。
●Apple「Apple security updates and Rapid Security Responses」は→こちら(英語)
まとめ
いかがでしょうか? 今回の「iOS 17.5.1」は、iOS 17.5で見つかった重要なバグ「削除済みの写真が再表示される問題」に対処するためのマイナーアップデートのようです。
もちろん、iOS 17.5では15項目にも及ぶセキュリティアップデートが含まれていますので、iOS 17.5.1にアップデートすれば、これらも適用されますので、早めにアップデートしておいたほうがいいでしょう。