月10GB以下で選ぶ格安SIMランキング【24年6月最新版】

格安SIMは確かに安いのですが“安かろう悪かろう”では意味がありません。何となく格安SIMの回線速度や繋がりやすさに不安があるという人には格安SIM最大手の「IIJmio(アイアイジェイミオ)」がオススメです。

格安SIM最大手の「IIJmio」は、顧客満足度&シェアで3年連続1位を獲得するなど、サービスや回線品質の良さで定評がありドコモとau回線が利用できます。

月5GBで月額990円なのはHISモバイルの月7GBには及びませんが、LINEMOよりはお得ですし、月10GBプランはNUROモバイルのVLプランに近い価格設定になっています。

もちろん、余ったデータは翌月まで繰り越すことができるので、月のデータ使用量にムラがある人でもムダがありません。

しかも、IIJmioの光回線「IIJmioひかりのセット割」を適用すると毎月660円も割引されるため、この条件をクリアできるなら、相当安く利用できることは覚えておきましょう。

●IIJmio(公式)は→こちら

格安SIMの最大手であるIIJmioはSIMカードシェアNo.1。また顧客満足度は3年連続No.1に輝くなど、格安SIMのなかでは回線速度が速く安定していると評判です(画像はIIJmio公式サイトより引用)

格安SIMの最大手のIIJmioの音声SIM(音声eSIM含む)は、5ギガプランが990円、10ギガプランも月額1,500円で、いずれも最安値クラスの安さです。しかも、光回線をセットで申し込むと月額660円も割引されるのが魅力(画像はIIJmio公式サイトより引用)

ちなみに、IIJmioではMNPで乗り換えるとき、同時にスマホを買うと大幅割引で購入することができるのも見逃せません。

たとえば、Androidスマホが110円から購入できるほか、iPhoneの中古美品も格安で購入できます(24年6月10日時点)。

HISモバイルや日本通信ではスマホの割引販売はありませんし、NUROモバイルもスマホの販売はありますが、種類が少なく価格は決して安くありません。

格安SIMでここまでスマホの取り扱いが多く、しかも安く買えるところは限られているので、MNP乗り換えと同時にスマホも新しく買い替えたいという人なら、スマホ料金込みで考えると、意外と安くつく場合もあるでしょう。

●IIJmio「SIMフリースマートフォンなど」は→こちら

IIJmioはMNP乗り換えのとき、Androidスマホが110円から購入できるほか、iPhoneの中古も格安で購入できるのが大きな魅力です(画像はIIJmio公式サイトより引用)

なお、IIJmioでは、同一mioID(契約者)であれば家族間でギガプランのデータ量を無料でシェアすることもできます。

たとえば、家族3人でそれぞれ5GBプランを契約すると、15GB分を共有することも可能となっています。

ゲームやSNSのデータ通信量がカウントされない「LinksMate」にも注目!

「LinksMate(リンクスメイト)」は、月額料金自体はさほど安くありませんが、ゲーム、コンテンツ、SNSの通信量がカウントされない「カウントフリーオプション」が利用できるのが大きな魅力です。

スマホでゲームや動画、SNSを楽しんでいる人は多いと思いますが、データ通信量を大量に消費しているのは、これらのコンテンツを楽しんでいるときです。

LinksMateなら月額550円のカウントフリーオプションに加入することで、特定のゲームや動画、SNS利用時のデータ通信量がカウントされないため、結果的にデータ通信量を大幅に節約できるというわけです。

LinksMate公式サイトによると、月10GBのコンテンツの通信料が1GB(90%以上)に削減されるとあります。

つまり、月額550円のオプションを契約することで、データ通信量を1/10にできるため、それまで毎月10GBのプランを契約していた人が月1GBのプランに変更できるなら、結果的にスマホの料金がグッと安く済むかもしれませんね。

もし、スマホでゲームや動画、SNSを毎日長時間楽しんでいる人なら、LinksMateへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか?

●LinksMate(公式)→こちら

■LinksMateのカウントフリー対象
【ゲーム】アークナイツ/アイドルマスター/アズールレーン/あんさんぶるスターズ!/ウマ娘/刀剣乱舞/にゃんこ大戦争/妖怪ウォッチなど多数
【コンテンツ】ABEMA/AWA/サイコミ/ニコニコ動画/pixivコミック/DMM GAMES/Mirrativ/U-NEXTなど
【SNS】Instagram/X/Facebook

LinksMateの月額料金はさほど安いわけではありませんが、カウントフリーオプションで動画やゲーム、SNSのデータ通信量がカウントされないのが大きな魅力となっています(画像はLinksMate公式サイトより引用)

月額550円のカウントフリーオプションに加入することで、データ通信量を1/10に大幅に節約できるため、結果的にスマホの料金を安くすることも可能です(画像はLinksMate公式サイトより引用)

ネットが苦手な人は店頭でサポートが受けられる「イオンモバイル」がオススメ!

格安SIMはネットで申し込むのが基本となりますので、何かトラブルがあったときもネットでの対応となります。

そのことが不安で、なかなか格安SIMに踏み出せない人も多いことでしょう。でも「イオンモバイル」ならそのような心配はいりません。

イオンモバイルは全国200店舗以上のイオンの大型店に窓口があり、対面での申し込みやトラブル時のサポートが受けられるのです。

プラン料金が最安値でなくても、これだけでイオンモバイルに乗り換える価値は十分あるでしょう。

なお、イオンモバイルでは60歳以上専用の下り500Kbpsに抑えた「やさしいプラン」が用意されており、たとえば月10GBプランは通常1,848円のところ1,628円で利用できます。

また、イオンモバイルではシェアプランも充実しており、お得に利用できます。

たとえば、月10GBのシェアプランの基本料は月額2,178円ですが、音声SIM追加料は一人当たり+220円かかります(4人~8人目は440円・最大8人まで)。

したがって、家族3人でシェアプランを利用した場合は月額基本料2,178円+SIM追加440円(2人分)=月額2,618円なので、1人当たり月3.3GBで約873円という計算になります。

●イオンモバイル(公式)は→こちら

こちらがイオンモバイルの料金表です。月額料金は0.5GBから200GBまで幅広いプランがチョイスできます。また、下り500Kbpsに抑えて60歳以上がお得になる「やさしいプラン」や、家族で利用できるシェアプランもあります(画像はイオンモバイル公式サイトより引用)

イオンモバイルは全国200店舗以上のイオンに設置された実店舗において、対面でのイオンモバイルの申し込みやサポートを受けられるのが大きなメリットです(筆者撮影)

なお、実店舗で申し込める格安SIMということなら、HISモバイルは全国100店舗以上で申し込みが可能ですし、LIBMOの「なっとくプラン8GB」はドコモのエコノミーMVNOなので、全国のドコモショップで手軽に申し込むことが可能となっています。

まとめ|月7GBならHISモバイル、月10GBなら日本通信が最安値!

いかがでしょうか? 月20GBで月額3,000円程度のahamo、povo2.0、LINEMOも十分安いと思いますが、月20GBもいらないのなら月10GB以下の格安SIMもチェックすべきでしょう。

なかでも、月7GBで月額料金が1,000円を切るHISモバイルの「自由自在プラン」は、圧倒的な安さです。

また、月10GBでは日本通信の「合理的みんなのプラン」が無料通話付で月額1,390円と、ぶっちぎりで最安値となります。

格安SIMに質を求めるなら、回線品質やサービスに定評のあるIIJmioがオススメ。IIJmioならMNP乗り換えでスマホも安く買えますので、スマホ込料金で考えるとお得感があるでしょう。

もし、ネットが苦手な人には、実店舗で申し込めるイオンモバイルやHISモバイル、ドコモショップで申し込み可能なLIBMOなどがオススメとなります。

※この記事は2024年6月10日時点での内容です。今後プラン内容や料金が変更される可能性があります。
※文中の価格はすべて税込です。

すずきあきら
編集・ライター。パソコン通信時代からネットワークに接しWi-Fiやインターネット、SNSなどに精通。30年に渡って、パソコンやスマホ関連のムック本や雑誌記事を手がけてきた大ベテラン。最近は格安SIMなどのケータイ料金やアプリ、通信費全般の記事を執筆することが多い。

関連記事

TOPICS
iPhone&Android最新記事

RANKINGランキング

18:00更新