5G通信、5GHz、5GB、ややこしいスマホ関連キーワード「5G」の違いってなに?

「5GB」は一般的にコンピュータが扱うデータ量の単位を表します。

最小単位は1バイト(8ビット)であり、1,024バイト=1KB、1,024KB=1MB、1,024MB=1GB、1,024GB=1TBとなります。

この〇〇GBという表記は、パソコンやスマホのストレージ容量や、クラウドサービスの容量などでよく使われます。

たとえば、iPhoneなら本体のストレージ容量が128GBか512GBかでずいぶんと値段が違いますよね。

また、iPhoneユーザーはiCloudが5GBまで無料で利用できるので、よく「5GB」という表示を目にしていると思います。

仮に1枚の写真の容量が10MBなら、たった500枚で5GBの容量を使い切ってしまうことになるんですね。

iPhoneを買うときは本体のストレージ容量で価格がかなり違います。もちろん数値が大きいほうがたくさんのデータを保存できます(画像はApple公式サイトより引用)

次に、〇〇GBはスマホのSIMカードを契約するときのデータ通信量の単位にも使われています。

ドコモやau、格安SIMなどでスマホ(SIMカード)を契約するときは、月0.5GB~月50GBくらいまでの幅で、数多くのプラン用意されています。

もちろん、この数値が大きいほうがスマホでより多くのWebサイトや動画を観られることになります。

最近では各キャリアで無制限プランも用意されていますが、当然、使える容量が大きいほど月額料金も高くなっていきます。

こちらはソニーの格安SIM「NUROモバイル」の料金プランです。バリュープラスの音声通話対応「VMプラン」は月5GBで月額990円。また、3カ月ごとに3GBがもらえるGigaプラス特典もあります(画像はNUROモバイル公式サイトより引用)

ちなみに、日本通信(b-mobile)の公式サイトによると、月5GBのSIMカードでは、Webサイト(P=800KB)なら6,250回、メール(300文字)なら100万通以上、動画(360p/5分7秒)なら475回視聴できる容量になります。

●日本通信「5GBってどのくらい使えるの?」は→こちら

こちらは、SIMカードの月5GBプランで、どのくらいのことができるのかをまとめた表です。これで、何となく月5GBの具体的な利用イメージが掴めたでしょうか?(画像は日本通信b-mobile公式サイトより引用)

まとめ

いかがでしょうか? 今回はスマホに関連する重要なキーワード「5G通信」「5GHz」「5GB」について解説しました。

同じ「5G」でもまったく意味が違うことがお分かりいただけたと思いますが、ここでしっかりと覚えておきましょう。

オトナライフ編集部
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