いまだに3Gのガラケーにこだわりを持って使っている人も多いのでは。しかし、ガラケーが下火であることは確か。具体的にはauはすでに3G回線を終了。ソフトバンクは2024年4月15日(石川県以外)、ドコモも2026年3月末で終了する予定です。一部の4G対応ガラケーやガラホを除くと、ガラケーは基本的に3G回線で使われてきた端末です。つまり「ガラケーがなくなる」と言っても過言ではないでしょう。※MMD研究所の調査によると、3G回線サービスが終了するのを約6割の人が知らないという報告もあります。
とはいえ3G回線終了後も、どうにかガラケーを使いたい方もいるでしょう。そこで今回は「3G回線終了後も使えるガラケーはないのか」を解説します。
2026年3月以降も使えるガラケーって本当にないの?
先述した通り、2026年3月に3G回線は終了しますが、その終了する3G回線はドコモのもの。auは2022年3月31日、ソフトバンクは2024年4月15日(石川県以外)に3G回線の提供を終了済み。通話、メールを含む通信サービスはすべて利用不可となります。
とはいえ、3G回線が終了しても、すべてのガラケーが使えなくなるわけではありません。一部のガラケーは4G、LTEやWi-Fiでの通信に対応しており、そうした機種は3G回線終了後も引き続き利用可能。これらの機種は「4G対応フィーチャーフォン(ガラケー)」や「ガラホ」と呼ばれることもあります。
3G回線時代のガラケーに比べると、ガラホは数多くリリースされているわけではないのがやや難点。ですが、3G回線終了後もガラケーを使いたいなら「ガラホ」を選ぶのが無難でしょう。
なお、代表的なガラホには「AQUOS ケータイ4」が挙げられます。ガラホは、以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット:
・ガラケーと同じ操作感や機能を持っているため、使いやすい
・防水・防塵機能や折りたたみ式など、耐久性や携帯性に優れている
・バッテリー持ちが良く、長時間使用できる
・料金プランが安く、通話やメールに必要な料金だけで済む
ガラホ向けのプランを提供している大手キャリアは以下の通り。
このほか、ガラホで格安SIMを使うといった選択肢もあります。いずれにしても3G回線終了後は、3Gにしか対応していないガラケーこそ手放す必要がありますが、ガラホに買い替えればあまり操作感が変わることなく引き続き携帯電話を楽しむことができるはずです。
※サムネイル画像は(Image:「ソフトバンク」公式サイトより引用)