新たな情報やサービスを見逃すことなく活用できるよう、アプリには“プッシュ通知”というお知らせ機能があります。このプッシュ通知の利用に関する調査結果が7月19日に公開されたので、見ていきましょう。
プッシュ通知を「すべて拒否している」と回答した人の約6割が女性
アルファノート株式会社は、全国の20代~50代の男女3142人を対象に事前調査を実施。「店舗公式アプリをインストール、または店舗のLINE公式アカウントを登録したことがありますか?」の問いに対して「ある」と回答した500人を対象に、「プッシュ通知に関する意識調査」を行いました。
一連の調査の中で、「企業・店舗公式アプリや公式アカウントのプッシュ通知を許可していますか?」と質問したところ、56%が「一部のアプリ・アカウントのみ許可している」、30%が「すべて許可している」、14%が「すべて拒否している」と回答しています。
これを男女比で見ると、「すべて許可している」を選択した割合は男性が59%、女性が41%という結果に。反対に「すべて拒否している」では男性が41%、女性が59%と、女性の方がプッシュ通知に抵抗があることがわかりました。
「適切だと思うプッシュ通知の頻度」では「1日1回」と「週1回」が同率1位
続いて、「適切だと思うプッシュ通知の頻度」について尋ねると、「1日1回」と「週1回」がそれぞれ41%で最も多く、「2週間に1回」が10%、「1日数回」が8%という結果に。
こちらも男女比で見てみると、最も女性の割合が多かったのは「2週に1回」の61%で、それ以外は半数以下でした。これに対し、男性の割合が最も多かったのは「1日1回」の61%、僅差で2位が「1日数回」の59%となっており、プッシュ通知を高頻度で受け取りたい人の割合は男性の方が高いことがわかりました。
プッシュ通知を拒否する最大の理由は「1日に何度も送られてきたら煩わしいから」
ではプッシュ通知を拒否するのは一体なぜなのか、「すべて拒否している」と選択した人にその理由を尋ねています。すると、最も多かったのは「1日に何度もプッシュ通知が送られてきたら煩わしいから」の65%、次いで、2位が「なんとなく習慣的に拒否を選択している」の32%、3位が「ほかの大事な通知を見逃してしまう恐れがあるから」の11%という結果でした。
ユーザーへの注意喚起として有効な宣伝方法だということはわかるのですが、あまりにも頻繁に送られてくるとわずらわしくなってしまうもの。アプリの中には通知の詳細が選択できるものもあるので、自分に合った使い方でうまく情報を受け取っていきたいですね。
出典元:【Alpha +media】
※サムネイル画像(Image:nikkimeel / Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています