Wi-Fiのない環境でスマホを使う場合、契約しているキャリアのデータ容量を使う必要があります。では、データ容量が十分または不足していると感じる人の割合はどの程度いるのでしょうか。そこで今回は、「モバイル回線プランのデータ容量(ギガ)不足について」のWebアンケート調査を見ていきましょう。
「データ容量が足りている」と感じるMNOはahamo! ワイモバイルは半数以上のユーザーがデータ容量不足を実感
株式会社七変化が運営する「アプリポ」では、アプリポの訪問ユーザーを対象に「モバイル回線プランのデータ容量(ギガ)不足について」のWebアンケート調査を実施。
まずはじめにドコモ、KDDI、ソフトバンクが直接提供するMNOのモバイル回線ブランドやMNOの格安料金プランのユーザーを対象に、「データ容量(ギガ)が足りているか?不足するか?」を調査しました。
その結果、「データ容量(ギガ)は足りている」というユーザーが最も多かったのは「ahamo」で、約73.9%でした。理由として、ahamoのデータ容量はオンライン専用プランの中で大容量であることがあげられます。最低でも月間20GBのデータ容量があるため、ギガ不足を感じるユーザーが少ないのでしょう。
一方、「データ容量(ギガ)が不足する」と回答したユーザーが最も多かったのは「ワイモバイル(Y!mobile)」の54.2%、次いで「irumo」の50.0%でした。その理由として、データ容量が少ない“旧プラン”を契約するユーザーが多いことがあげられます。
「データ容量が足りている」と感じる大手キャリアはソフトバンク! ドコモと大きな差をつける
次にドコモ、au、ソフトバンクのユーザーを対象に「大手キャリアのうち3社のギガ不足になる/ギガ不足にならないユーザーの割合」を調査。その結果、「データ容量(ギガ)は足りている」と感じるユーザー数が最も多かったのは「ソフトバンク」の約75.0%でした。その理由として、データ容量無制限のプランが提供されていることが考えられます。
一方、「データ容量(ギガ)が不足する」と回答したユーザーが最も多かったのは「ドコモ」の約49.3%でした。その理由として、旧プランも含めドコモにはデータ容量上限が設定されているプランもあることがあげられます。しかし、ソフトバンクでもデータ容量上限が設定されているプランは提供されているため、ソフトバンクとドコモのデータ容量の満足度の違いは何なのか、さらに調査を深めていく必要がありそうです。
「データ容量が足りている」と感じる人は大半が“月間20GB以上のプラン”
最後に「契約中プランの月間データ容量別のギガ不足になる/ギガ不足にならないユーザーの割合」を調査した結果、「データ容量が足りている」と感じるのは月間20GB以上のプランを契約するユーザーが多いことがわかりました。とはいえ、どのプランでも半数以上が「足りている」と回答しており、多くのユーザーは現在のギガ数に満足していることが明らかになりました。
データ容量の月間プランを選ぶときは、普段どの程度インターネット回線を利用するかなどを考慮することが必要です。適したギガ数を選択することで、ギガ不足を感じることがなくなるのではないでしょうか。
出典元:【アプリポ】
※サムネイル画像(Image:Koshiro K / Shutterstock.com)