2024年9月に発売が期待されている、新型となるiPhone 16シリーズ。機能のアップデートなどさまざまなリーク情報が飛び交っているが、ユーザーの行動に変化はあるのだろうか。どうやらiPhone 16を購入する予定がなくても、iPhone 16の発売を待っているユーザーが多数存在するようだ。その詳細について紹介していこう。
iPhone 16シリーズの発売を待ってから購入する人が大半。その理由は…
iPhone 16を待つ人は7割。新型発売日は売上に大きな影響を及ぼすようだ（「セレクトラ・ジャパン株式会社」調べ）
セレクトラ・ジャパンでは、2024年6月27日から2024年7月4日にiPhoneの購入を予定している男女100名を対象に独自のアンケートを実施した。その結果によると、「新型iPhone 16シリーズの発売を待つ」と回答した人は70％にのぼり、その理由には最新機種であるiPhone 16を購入したいという人だけでなく、型落ちモデルの値下げを期待している人が多いことがわかった。
「旧型の値段が変動すると思うから デザインや性能によっては新型も検討したいから」という、iPhone 16の購入も視野に入れつつコスパを考えて購入機種を選びたいと考える人や、「型落ちの値下げを期待するためですが、予算の範囲内であれば機種はあまり気にしないつもり」ととにかく予算を重視している人など、最新モデル発売による価格変動を考慮している人が多数のようだ。
一方、iPhone 16シリーズの発売を待たない人は、「発表は意識していない。自分のタイミングで買おうと思っています」というマイペース派や、「すでにiPhone 15を持っていますが、顔認証の精度が悪いので指紋認証のiPhoneが発売されたら購入したいからです」という機能重視派などが見られ、最新機種がもてはやされる時代は終焉したようだ。
iPhone SEシリーズが人気。その理由は、コスパを重視する人が多いから
価格をとるか、機能をとるか…迷う消費者の心理が見てとれる（「セレクトラ・ジャパン株式会社」調べ）
購入予定機種はどれが一番多いのだろうか。「購入予定のiPhoneモデルを教えてください」という質問に対しては、iPhone SEシリーズが約27%で最多となり、新型のiPhone 16シリーズを購入する予定の日とは約25%。次いで、iPhone 15が22％、未定が21％だった。手が届きやすい価格帯のSEシリーズの人気は根強く、ハイスペックな最新機種よりもコンパクトでコスパの良さを重視している人は多いようだ。SEシリーズ最新の第3世代は2022年発売だったため、そろそろ買い替えたいと考えるユーザーも多いのかもしれない。
また、スマホにスペックを求める人の中でもiPhone 15にするか16にするか意見が二分する様子。高価かつ長期間使用する商品なだけに、しっかりと比較検討して購入を踏み切りたいという気持ちもわかる。近頃は円安が進み、さらに高価格化が進んでいるため、「これだけのコストをかけるだけの機能を自分は使いこなせているのだろうか…」と疑問に思うのだろう。
iPhone16にはアップル初の本格AI 「Apple Intelligence」も利用することができるとのこと。その他どんな機能が追加・アップデートされるのか注目したいところだ。
出典元:【新型iPhone16に関するアンケート調査/セレクトラ・ジャパン】
※サムネイル画像（Image:Pranav Kukreja / Shutterstock.com）
