若年層で広がるスマホの2画面分割表示、学生の約6割が動画とSNSを同時利用【ガロア調べ】

「iPhoneで2つのアプリを同時に開ければいいのに…」と思ったことはありませんか? 実は、「Twookul」というアプリの使用で2画面分割表示ができるのです。では、実際に2画面分割を使用する人はどの程度いるのでしょうか。そこで今回は、「『スマホ機種および2画面スマホ』に関する調査」を見ていきましょう。

6割近い学生がスマホを2画面に分割して使用

スマホの2画面使い経験者は58%(「株式会社ガロア」調べ)

株式会社ガロアでは、4年制・短期大学・専門学校を含む学生1982名を対象に「『スマホ機種および2画面スマホ』に関する調査」を実施。

そもそも2画面スマホとは、2画面分割表示できるスマホや機能のことです。例えば、iPhoneに「Twookul(ツークル)」というアプリをインストールすれば、通常1画面1アプリから1画面2アプリを開けるようになります。そこで同社では、2画面分割する学生の割合はどの程度いるのかを調査。

まずはじめに「スマホを2画面使いしたことはありますか?」と質問すると、「はい」と回答した人は58%にのぼりました。2画面スマホでないiPhoneユーザーが多い中、2画面使い経験のある人が6割近い(58%)のは、Twookulを活用する人が多いことにもつながるのではないでしょうか。

動画視聴やゲーム時の待ち時間に検索・SNSを利用する学生が多い

動画視聴やゲーム時に検索やSNSを使う(「株式会社ガロア」調べ)

次に「どんなふうに2画面使いをしていますか?」とたずねると、「動画を見ながら検索やSNS」という回答が男女ともに80%を超える結果となりました。他にも、「ゲームをしながら検索やSNS」という回答が女性10%、男性31%で一定数見られました。このことから、“ながら見”ができたり待ち時間があったりする動画視聴・ゲーム時に、検索やSNSをチェックすることが主流になっていると考えられます。

2画面使いをするのは「便利だから」(「株式会社ガロア」調べ)

「2画面使いをする理由を教えてください」とたずねたところ、「便利だから」という回答が7割と最も高い割合を占めました。

2画面使いをしないのは「使い方を知らないから」(「株式会社ガロア」調べ)

一方、スマホを2面使いしたことがない人を対象に「2画面使いをしない理由を教えてください」とたずねると、「方法を知らないから」との回答が57%にのぼりました。「必要性を感じない」と回答したのは18%と割合が低く、2画面使いをしない人の多くが、単に使い方を知らないだけであることがわかります。

勉強やアルバイト、サークル活動などで忙しい学生にとって、2画面分割表示ができるアプリや2画面スマホの利用はマッチしているのかもしれません。Twookulに加え、今後時間を有効活用できるマルチウインドウや、2画面のスマートフォンなどが普及していく可能性もあるのではないでしょうか。

出典元:【ガクセイ協賛

若林勇希
編集・ライター。編集プロダクションやライティングスクールの講師として5年以上WEBライター業に携わっており、現在は独立してフリーライターとして活動中。これまで様々なジャンルを手掛けてきたが、最近はガジェットやスマホ関連の記事を執筆することが多い。「老後2000万円問題」のために、iDeCoやつみたてNISA、貯蓄型保険なども実践している。

Twitter:@webwriter888

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