Android 10では、通知をさらに細かくカスタマイズできるようになった。中でも便利なのが「サイレント通知」。バイブも着信音も鳴らないが通知をしてくれる機能。アプリの各通知ごとに設定できるので、あまり重要でないアプリからの煩わしい通知を軽減できる。
アプリの各機能ごとに通知を設定する
(Image:chara_stagram / Shutterstock.com)
「サイレント通知」は、Android 10で追加された新機能。今まで通知をサイレントモードにすると、すべてのアプリの通知がサイレント状態になってしまった。サイレント通知の場合、オンにすると通知音とバイブは鳴らないが、アプリからの通知は受け取ることができるようになる。
サイレント通知は、アプリごとに設定が可能。アプリによっては、アプリの動作ごとに設定することもできる。Instagramの場合、「ダイレクトメッセージが届いた場合の通知」は通知、「いいねが付いたときの通知」はサイレント通知といったように、細かく設定が可能だ。
設定アプリを起動したら、「アプリと通知」→「通知」をタップする
通知を設定したいアプリをタップする。表示されていない場合は、「過去7日間をすべて表示」をタップしてアプリを選択する
アプリの通知設定画面が表示される。アクションごとに設定できる場合は、アクションの種類が表示されているので、設定したいものをタップしよう
サイレント通知に設定する場合は、「サイレント」をタップする
サイレント通知が設定されたアクションは、アラームのアイコンが非表示になる
サイレント通知の場合、通知音とバイブは鳴らないが、アプリからの通知は表示される
返信などが必須なアプリは着信音やバイブを鳴らして通知、あまり重要でないアプリからの通知は鳴らさない、といったように細かく通知設定ができるサイレント通知。煩わしい通知を減らせるので、Android 10を使っている人はぜひ設定しておこう。