iOS 18では、アイコンやウィジェットの色やサイズが自由に変更でき、配置場所の自由度もかなり広がっています。
たとえば、壁紙に合わせてアイコンの色を同系色に変更してコーディネイトするといったことが可能になるんですね。また、アプリアイコンの名称を表示せず、これまでより大きなサイズで表示することもできます。
ほかにも、アプリのロックや非表示が可能になります。具体的には、アプリを生体認証でロックしたり、ホーム画面上のアプリを非表示にできる機能が追加されています。
【3】「コントロールセンター」の使い勝手がよくなる
iOS 18では、コントロールセンターをユーザーが変更できる部分が増え、以前よりも使い勝手がよくなります。
まず、機能アイコンのサイズと配置が変更できるようになるほか、複数の機能アイコンをまとめてグループ化することもできます。また、他社製アプリの機能も利用できるようになりました。ほかにも、ロック画面の下にあるコントロールアイコンに、自分の好きな機能を割り当てることも可能ですので、これは意外と便利かもしれませんね。
【4】「パスワード」アプリで、パスワードを複数デバイスで同期可能に!
これまで「設定」にあったパスワード機能ですが、iOS 18では「パスワード」アプリとして独立することになりました。
パスワードやWi-Fiパスワード、確認コードなどを、すべてパスワードアプリで管理することができるんですね。しかも、このパスワードアプリはiPhoneやiPadだけでなく、MacやApple Vision Pro、さらにWindows(iCloudアプリ)でも利用できるので、複数のデバイス間でシームレスにパスワードを同期&管理できるようにります。
【5】「ゲームモード」の採用でより快適にゲームをプレイできる
iOS 18で新たに採用される「ゲームモード」は、バックグラウンドの処理を最小限に抑えて、ハイフレームレートを維持できます。また、ワイヤレス・ゲームコントローラーのBluetoothのポーリングレートを2倍にすることで、レスポンスが向上。さらに、AirPodsではオーディオの遅延が低減されます。これは、ゲームファンにとって非常にうれしい機能ですね。
まとめ
いかがでしょうか? 今回は、iOS 18のリリース時期やアップデート対象機種、そして、注目したい主な新機能について解説しました。
iOS 18ではホーム画面やコントロールセンターのカスタマイズが細かくできるようになっているほか、AI機能がiOSに統合され、これまでのiPhoneとは大きく使い勝手が変わると見られています。iPhone XSシリーズ以降ならiOS 18のアップデートが可能ですが、注目の「Apple Intelligence」を使えるのは、iPhone 15 Proシリーズ以降になりますのでご注意ください。
※サムネイル画像(Image:Mojahid Mottakin / Shutterstock.com)