iPhoneの買取価格はどうなっている?
まず、フリマの「メルカリ」は実際の売買価格の平均値です。もちろん個人売買で価格は大きく変動するはずなので、あくまでも目安と考えてください。
次に、「イオシス」と「GEO(ゲオ)モバイル」「にこスマ」は、Webサイトに載っていた最高額を採用していますが、査定によってはもっと下がる場合もあります。
そのiPhone、どこで売る?!【買取編】
iPhoneの買取価格一覧表も作成してみました。こちらも24年8月28日現在の価格ですが、Appleの下取り額も掲載して価格を比較できるようにしています。
基本的に買取は下取りよりも高くなります。たとえば、iPhone 7 PlusはAppleの下取り価格で7,000円ですが、メルカリ、イオシス、GEOモバイルなら1万円以上になります。
ショップのなかではイオシスが高め。iPhone 11 Proの64GBモデルは3万4,000円ですが、GEOモバイルとにこスマでは2万9,000円前後でした。ただし、イオシスの査定は厳しく、最大額Aランクの条件は「使用感が少なく傷はない」です。つまり、目立たない傷があってもBランクになるのが厳しいところ。
各下取り会社の特徴まとめ
買取の場合は、基本的に箱や付属品がないとか価格が安くなりますが、にこスマだけは付属品がなくても査定額に影響がありません。
メルカリは基本的に高額で売れますが手数料が10%かかるので、それを考慮すると他社での買取価格と変わらない場合もあります。もちろん、商品の梱包や発送は面倒ですし、傷などを明記しないとトラブルになる恐れも……。
イオシスの最大買取額は他社より高めですが査定は厳しめ。付属品がひとつ欠けていても5%程度の減額、バッテリー最大容量が80%未満でも20%減額になりますので、古めのiPhoneは高額査定を期待できません。
GEOモバイルは基本的には動作不良とか傷の状態で査定されます。買取額は標準的ですが、最低額と最高額の範囲が他社より狭いので、査定額の目安をつけやすいでしょう。また、新しいiPhoneはイオシスよりやや高めに買い取ってくれる傾向にあります。
にこスマは買取額が低めですが、Webサイトで3つの項目に答えるだけでグレードが決まります。つまり、付属品の有無や細かい傷は査定に響かないんですね。
何より凄いのが「減額なし」というところ。先ほどの質問だけで買取額が決まるため、約9割のユーザーが申告どおりの金額で買い取ってもらえているようです。
基本的に買取額は安いのですが、他社の査定では減額されそうなときは、にこスマもアリでしょう。ただし、新しいiPhoneの買取額はかなり低いので、そこは要注意です。