iPhone 16と16 Proがとんでもないパワーアップ!以前のモデルとなにが変わったのか?<みずおじさん>

2024年9月10日に行われたAppleのスペシャルイベントにおいて、新型iPhone 16シリーズの詳細が発表されました。そこで今回は、さっそくiPhone 16が以前のモデルとどのように変わったのか解説します。また、旧モデルの値下げや販売終了状況についても紹介します!

iPhone 16と16 Plusはどう変わった?

iPhone 16と16 Plusはどう変わった?1

(画像は筆者YouTubeチャンネルより)

最初に、iPhone 16と16Plusについて紹介しましょう。まず、外観ですが色が非常にカラフルで噂どおりカメラが縦配列になっていますね。

カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、ピンク、ティール、ウルトラマリンの5色。このなかでブラック、ホワイト、ピンクはすぐ分かりますが、おそらく「ティール」が緑で、「ウルトラマリン」がブルーのことでしょう。

2つ目は頑丈な「セラミックシールド(Seramic Shield)」です。今までもiPhoneのディスプレイにはセラミックシールドが貼ってあったんですが、これが50%も強化されているんですね。

3つ目は「アクションボタン」が搭載されたこと。これは15 Proモデルだけに採用されていたものですが、16では標準モデルにも搭載されています。

さらに、「キャプチャーボタン」と噂されていたものが「カメラコントロール」という名前で搭載されました。電源ボタンの下に感圧式のボタンが追加されています。

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iPhone 16には電源ボタンの下に感圧式「カメラコントロール」ボタンが追加されました(画像は筆者YouTubeチャンネルより)

これはちょっと面白くて、気になったお店をカメラコントロールで撮影すると「Apple Intelligence」が反応して、お店のメニューや営業時間などの情報が表示されるんです。もしかすると、情報の入手方法がWebブラウザやSNSではなく、このカメラコントロールからになっていく未来もあるかもしれませんね。

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たとえば、お店を「カメラコントロール」で撮影するとApple Intelligenceが反応して、そのお店のメニューや営業時間などの情報を表示してくれます(画像は筆者YouTubeチャンネルより)

そして、16では標準モデルでもマクロ撮影が可能になりました。12MPではありますが超広角カメラがマクロ撮影に対応したのは嬉しいことです。

チップについては15の「A16」から一気に2世代ジャンプして「A18」が搭載されました。これはA16よりも最大30%も高速で、グラフィック(GPU)は最大40%も性能アップしています。これによって、なんと最新ゲームの『バイオハザード』なども動くようになったのです。以前は15 Proモデルでしか動かなかった重いゲームが、16では標準モデルでも動くんですね。これは素晴らしいことです!

バッテリーの持ちも大幅に向上しています。ビデオ再生時間を15シリーズと比較すると、16では2時間、16 Plusでは1時間ほど伸びています。また、ワイヤレス充電のMagSafe(マグセーフ)も、従来の最大15Wから最大25Wの急速充電に対応しました。

そして、これだけパワーアップしたにも関わらず、なんと16の価格は15とまったく同じなんですね! 16は12万4,800円から、16 Plusのほうは13万9,800円から。予約は24年9月13日の21時から開始され、発売日は9月20日金曜日となります。

iPhone 16 Proと16 Pro Maxはどう変わった?

iPhone 16 Proと16 Pro Maxはどう変わった?1

(画像は筆者YouTubeチャンネルより)

続いてはiPhone 16 Proと16 Pro Maxです。まず、ディスプレイサイズは噂どおり16 Proが6.3インチで、16 Pro Maxが6.9インチと少し大きくなりました。今までは6.1インチと6.7 インチだったので、それぞれ0.2インチずつアップしています。

次は、気になるカラーバリエーションです。こちらはブラック、ナチュラル、ホワイト、デザートチタニウムの4色になりました。このなかではデザートチタニウムが新色になりますね。

ボディ素材はすべてチタニウムですが、新しい機械的構造で放熱性と効率が向上しています。15 Proシリーズではいろいろあったので、今回はやはり放熱についてはかなり力を入れているようです。

もちろん、16 Proシリーズでは標準モデルにも搭載された「カメラコントロール」が利用できますが、どうやらAppleの標準カメラだけじゃなくて他社製アプリに対応しているみたいなんですね。これで、今後は他社製アプリも増えていくでしょう。

ビデオ撮影に関しては、なんと4Kの120fps(スローモーション)撮影が可能になりました。たとえば、120fpsで撮影しておいて、60fpsや30fpsで再生するようなことができますので、使いどころによってはかなり面白い演出ができそうです。

そして、16 Proシリーズではマクロ撮影時の解像度が12MPから48MPになっています。実は、私もずっと残念だと思っていたので、これは嬉しいアップグレードです。今後は、被写体にグッと近づいても最高にキレイな画質で撮影できますよ。

望遠(ズーム)は15 Proが3倍、15 Pro Maxが5倍だったのですが、16 Proシリーズでは両方モデルとも5倍ズームになりました。これによって、16 Proと16 Pro Maxの違いは画面の大きさとバッテリーだけになっています。

そして、チップに関しては標準モデルが「A18」なのに対し、16 Proシリーズは「A18 Pro」を搭載しています。これは第2世代の3nmで製造しており、性能的には前世代よりも20%も速いそうです。

最後にバッテリーに関しては、もうとんでもなく良くなっています。16 Proと16 Pro Maxは両方ともビデオ再生時間が4時間も長くなっているんですね。具体的には、ビデオ再生時間は15 Pro Maxが29時間だったのに対し、16 Pro Maxではなんと33時間に伸びています。もちろん、MagSafeは標準モデルと同じように25Wの急速充電に対応していますよ。

このように、16 Proと16 Pro Maxはいずれもかなりバージョンアップしていますが、価格はこちらも据え置きです。16 Proが12GBモデルで15万9,800円から、16 Pro Maxは256GBが最低容量になり18万9,800円からとなっています。

気になる予約は、標準モデルと同じで2024年9月13日金曜日の21時開始。発売日は9月20日です。おそらく、16 Proと16 Pro Maxはかなり争奪戦になると思いますが、私もがんばって購入するつもりですよ。

旧モデルの値下げや販売終了状況は?

旧モデルの値下げや販売終了状況は?1

(画像は筆者YouTubeチャンネルより)

新型iPhone 16が登場したことで、Apple Storeでは従来のモデルが値下げされたり販売終了となります。まず、前モデルのiPhone 15は1万2,000円値下げされて11万2,800円からとなりました。iPhone 15 Plusは1万5,000円も値下げされて12万4,800円からとなっています。これはかなり嬉しいですね。

iPhone 14は1万7,000円の値下げで9万5,800円です。10万円を切っているのは割安感があるでしょう。そして、私が販売終了と予想していたiPhone 14 Plusは生き残って1万2,000円値下げされ、11万2,800円からとなりました。

販売終了となったのはiPhone 13です。ほかにもiPhone 15 Proと15 Pro Maxも販売終了になっているんですが、完全にモデルとして消えるのはiPhone 13だけとなっています。

なお、iOS 18とiPadOS 18は9月17日火曜日のリリースとなっています。新型iPhoneを購入しなくても、今持っているiPhoneのアップデートを楽しみにしている人も多いと思いますが、それも間もなくリリースされるので、こちらも楽しみですね。

まとめ

いかがでしょうか? 今回はAppleのスペシャルイベントで発表されたばかりの新型iPhone 16シリーズがどのように変わったのか紹介してきました。

iPhone 16に乗り換えるべきかどうか迷っている人も多いと思いますので、ぜひ参考にしてくださいね。

※文中の価格はすべて税込みです。

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