2024年9月20日に発売される、iPhone 16。注目している人は多いと思うが、実際に購入を考えている人はどれくらいいるのだろうか。購入を考えていないとしたら、価格が下がったりすると購入検討といった人は増えるのだろうか。iPhone 16の発売で旧モデルの値下げを狙うといった声も聞こえてきているが、「iPhone 16に関する買い替え」についてのアンケート結果があるので見てみよう。
iPhone 16購入予定なしが約7割 理由は今のスマホに満足 別のスマホの購入を予定
秋の発売が恒例となっているiPhoneの新型モデルだが、iPhone 16に関してユーザーの反応はどうなっているのだろう。格安SIMやスマホについての情報を扱うメディア「LiPro」が「新型モデルiPhone 16に関する買い替え」についてアンケートを行った。調査期間は2024年8月26日から8月30日で、10代から60代以上の男女756人を対象にしている。回答者のキャリア別で見ると、ドコモが最も多く、au、ソフトバンクと続き、この3社で半数ほどを占める。利用しているスマホ機種はiPhoneが約7割だった。
「新型iPhone 16に興味ある、または買いたいと思いますか?」と聞いたところ、約71%が「購入しない予定」と答えている。その理由を聞くと、「今のスマホに満足している」「値段が高いので見送り予定」「スマホを買い替えたばかり」「別のiPhoneやAndroidスマホの購入を予定している」とのことだった。
買い替え候補トップ2はiPhone 15とiPhone SE 買い替えのタイミングは3年未満が過半数
次に「iPhone 16がどうだったら購入しますか?(複数回答)」と質問したところ、「値段が安くなったら」が約68%だった。価格について寄せられたコメントには、「年々、iPhoneの値段が上がっており、購入できない」「やはり高いとなかなか手が出ない」「パソコン並みの値段だから」などが見られた。近年の1番スタンダードなモデルの発売当初価格(税別)を見ると、2019年のiPhone 11が74,800円、2021年iPhone 13が98,800円、2023年iPhone 15が124,800円となっており、多くの人が価格をネックに感じているのも無理はない。
さらに「iPhone 16に買い替えない場合、どのスマホを検討していますか?」と質問したところ、「iPhone 15」が約25%、「iPhone SE」が約22%と人気を二分していることがわかった。旧モデルの値下げを狙っている人が少なくないようだが、昨年iPhone 15が発売された際のiPhone 14の値下げ幅は5,000円から10,000円ほどだった。
買い替えを検討している人は、どれくらい同じスマホを使い続けるのだろうか。そこで「今利用中のiPhoneはどれくらい使い続けていますか?」と聞いたところ、最多は「2年以上3年未満」で26.9%、「1年以上2年未満」が22.2%、「3年以上4年未満」が17.5%と続いた。4年以内に買い替えている人が大半のようだ。
「iPhone 16シリーズの購入希望先(複数回答)」を問うと、「Apple Store」と「ドコモ」がほぼ同割合、次いで「au」、「ソフトバンク」、「楽天モバイル」という結果だった。
「予約はオンラインでしますか?店舗でしますか?」との問いでは、「オンラインや店舗で予約する」とした人が64.7%、一方「予約しない」が約3割となった。
最後に、「iPhone 16を購入する際に、どの支払い方法で購入予定ですか?」と聞くと、「一括」と「分割」がほぼ同じ割合で、「2年や3年後に下取りや返却、買い替え前提のプラン」と回答した人は2割ほどだった。大手キャリアだと端末の返却プランなどがあって、通常購入より安価に端末購入ができるので検討してみるのもいいかもしれない。
※サムネイル画像は(Image:「Apple」公式サイトより引用)