先日筆者は、iPhone 15 ProをiOS 18にアップデートしたばかりですが、iPhoneの画面にいきなり「液体を検出しました」と表示されました。まったく初めて見る警告なので「これ何!!?」と少し困惑しましたが、いったいどう対処したらいいのでしょうか?
iPhoneの画面に突然「液体検出の警告」が表示された!
先日、筆者がiOS 18にアップデートしたばかりのiPhone 15 ProにUSB-C接続のイヤホンを取り付けようとしたところ、突然、iPhone本体がブルブルと震え出し、ロック画面下に「液体を検出しました」という警告画面が表示されました。
「何事だ!?」と思いながら、どうしていいか分からずオロオロしていると、そのあと画面中央にさらに大きな警告画面が表示されました。これはいったいどうしたことなのでしょうか?
長年iPhoneを使い続けている筆者ですが、このような警告を見たのは初めてです。もちろん、iPhoneを水没させたわけではありません。
唯一思い当たるのは、筆者が先ほどトイレに行って手を洗ったことです。もしかすると、そのせいで少しだけ手がいつもより湿っていたのかもしれません。
それにしても、この液体検出警告画面が表示されたら、いったいどう対処すればいいのでしょうか?
「液体を検出しました」と表示されたらどう対処すればいい?
急に、今まで見たことがない「液体を検出しました」という警告画面が表示されて、少し慌ててしまった筆者でしたが、よく調べてみると、Appleの公式サイトには「iPhoneで液体検出の警告が表示された場合」というページが公開されていました。
それによると、iPhoneのLightnigまたはUSB-Cコネクタ、あるいはアクセサリの内部で液体が感知されたときに、このような液体検出警告画面が表示されるとのこと。ちなみに、この警告はiPhoneが防水に対応したあとのiPhone XS/XS ax/XR以降に搭載されているようです。
●Apple「iPhoneで液体検出の警告が表示された場合」は→こちら
なお、Appleの公式サイトによれば、液体検出警告画面が表示されたときの対処方法は以下のとおりです。
【1】iPhoneをコネクタ部を下向きにして手のひらに載せ、優しくたたいて余分な水分を抜き取ります。風通しのよい乾いた場所でiPhoneを自然乾燥させてください。
【2】30分以上経ってからLightningケーブルまたはUSB-Cケーブルで充電するか、アクセサリを接続してみます。
【3】再び警告が表示される場合は、コネクタのなかやケーブルのピンの根元にまだ液体が残っています。iPhoneを風通しのよい乾いた場所に丸一日置いて自然乾燥させてください。その後、あらためて充電またはアクセサリの接続を試してください。完全に乾かすには、最長で24時間かかる場合があります。
【4】iPhoneが完全に乾いているのに充電されない場合はアダプタからケーブルを外し、アダプタをコンセントから外してから(可能な場合)、接続し直してください。
以下は禁止事項です。
・高温の熱源やエアダスターでiPhoneを乾かさない。
・綿棒やペーパータオルなどの異物をケースのコネクタに挿入しない。
・iPhoneを米の袋に入れない。米の小さな粒子が原因でiPhoneが損傷する恐れがある。
まとめ
いかがでしょうか? 今回は筆者のiPhoneに突然表示された液体検出警告画面について解説しました。
結局、筆者の場合はトイレで手を洗った湿った手でUSB-Cコネクタを挿したため、iPhoneがわずかな水分を感知してしまったというのが真相のようです。
ただし、iPhoneやアクセサリが濡れていないのに、このような警告が表示される場合は要注意です。
とくに、特定のケーブルやアクセサリを接続するたびに警告が出るようなら、破損している可能性があるので、そのようなケーブルやアクセサリは使わないようにしましょう。