新しいiPhoneを購入して箱を開ける瞬間は誰でもワクワクしますよね。でも、iPhoneはどのモデルでも箱を開けるのに「7秒かかる」という噂があるのはご存じでしょうか? 実はこの秒数には、Appleの並々ならぬこだわりが隠されているといいます。そこで今回は、実際に筆者が7秒かかるのか実験して、その意外な理由を探ってみました。
iPhoneの箱が開けにくいのにはAppleのこだわりがあった!?
アナタは新しいiPhoneを購入して箱を開けるとき、どのようにしていますか? 箱を片手で持って開けようとすると、中箱がジワジワと降りてきて妙に時間がかかりますよね。だからといって、両手を使って中箱を無理に引っ張ると、iPhone本体が飛び出して大変なことになる場合もあります。
ネットの噂によると、実はこの中箱が完全に落ちるまでの時間は、Appleがあえて「7秒」ほどかかるように設計しているんだそう。確かに、2~3秒ですんなり開くとワクワク感が損なわれ、7秒以上時間がかかってしまうとイライラしてしまいますので、「7秒」という時間は期待感とストレスの中間ということになります。
つまり、Appleは箱の開封にわざと7秒という時間をかけることで、ユーザーに新しいiPhoneと対面するドキドキ感を演出しているんですね。もし、これが本当ならAppleのこだわりは並々ならぬものがあります。
実際にiPhone 6s/5/13 Pro Maxの箱で何秒かかるか試してみた!
というわけで、今回は筆者が所有する「iPhone 6s」「iPhone 5」「iPhone 13 Pro Max」の箱にiPhone本体やアクセサリをすべて入れた状態で、実際に中箱が落ちるのに何秒かかるのか計ってみました。
iPhone 6sとiPhone 5の箱の厚さは約4.6cm、iPhone 13 Pro Maxの箱の厚さは約2.7cmありますが、これだけ厚さや重さが違っても、本当に中箱が落ちるまでの時間はどれも7秒なのでしょうか?
実は、iPhone 6sの箱は2つあったので両方とも試してみたところ、ひとつ目は5.7秒でしたが2つ目は6.8秒でした。やはり、同じモデルでも箱の状態で1秒程度の誤差は出るようです。
また、同じ厚さのiPhone 5は5.8秒、箱の厚さが薄いiPhone 13 Pro Maxもやはり6.3秒ほどかかりました。このように、iPhoneの箱の状態によって多少の誤差はありましたが、確かにどのモデルも6~7秒で中箱がジワジワ落ちることが確認できたのです。
■中箱が落ちるまでの時間
・iPhone 5 5.8秒
・iPhone 6s(1) 5.7秒
・iPhone 6s(2) 6.8秒
・iPhone 13 Pro Max 6.3秒
ちなみに、Androidスマホで似たような箱の製品を使って同じ実験をしてみましたが、外箱と中箱の間にiPhoneほどの密閉感はなく、1~2秒でストンと落ちました。
このような実験結果から、やはりiPhoneの箱はわざと密閉度を高くしてあり、すぐには中箱が落ちないように意図的に設計されていることは明らかです。となると、Appleが新しいiPhoneとの対面のワクワク感をあえて演出しているという噂も、あながち嘘ではなさそうですね。
まとめ
いかがでしょうか? 今回は「iPhoneの箱を開封するのにどのモデルも7秒かかる」という噂を実際にiPhoneの箱を使って検証してみました。
その結果、本当にどのモデルも6~7秒かかることが確認できました。この結果を見る限り、本当にAppleが意図してそのように設計しているとしか考えられません。
もし、新型iPhone 16を購入したら、箱を捨てる前にぜひ試してみてください。