バッテリーの劣化やサポートの終了など、さまざまな理由でスマホの機種変更を経験した人は多いでしょう。その際、使わなくなったスマホをどうしているのか気になるところです。そこで今回は、「使わなくなったスマホ」に関するアンケート調査の結果を見ていきましょう。
使わなくなったスマホ、「自宅に保管している」という回答がダントツの1位
株式会社NEXERは、ダイワンテレコムと共同で、「スマホの機種変更や乗り換えの経験がある」と回答した全国の男女849人を対象に、「使わなくなったスマホに関するアンケート調査」を実施しています。
まずは、「機種変更や乗り換えで使わなくなったスマホを主にどうしているのか」を質問。その結果、55.5%が「自宅に保管している」と回答したことがわかりました。続く2位が「下取りに出した」の17.3%、3位が「サブ機として活用している」の14.6%、4位が「売却した」の5.8%、6位が「他の人に譲った」の1.4%となっています。
ダントツの1位だった「自宅に保管している」理由として、「いつか使うかもしれないから(10代男性)」「売りに行きたいけどデータを消したりするのが面倒(20代女性)」「記念として残してある(20代男性)」「売るのは、なんか個人情報が不安だし、捨てるのもまだ使えるし(30代女性)」などのコメントが寄せられています。
“愛着や思い入れがある”という声とともに、“売却は考えたものの、個人情報やデータが不安”という声も見られました。
自宅保管している人の約8割が「下取りや売却の選択肢はなかった」と回答
続いて「自宅に保管している」と回答した人を対象に、下取りや売却の選択肢はあったか尋ねています。すると、「あった」と回答した人が19.7%、「なかった」と回答した人が80.3%という結果に。
下取りや売却の選択肢があったにも関わらず、自宅に保管している理由を尋ねると、回答者からは「どこに売るのが一番よいかわからなかったから(20代女性)」「もう古いから遅かった。売れない(20代女性)」「データ流出が怖いから(30代女性)」「何かで使うかもしれないと思ったから(30代男性)」などのコメントが寄せられました。
「個人情報の流出の恐れがなければスマホの買取を検討する」と答えた人は約6割
さらに、「個人情報の流出の恐れがなければスマホの買取を検討しますか?」と質問。すると、61.6%が「検討する」、38.4%が「検討しない」と回答しました。
それぞれの理由について、「検討する」については、「家にあっても仕方ないから(20代女性)」「確実に安全ならば、宝の持ち腐れなので、お金に変えたい(30代女性)」「少しでもお小遣いになるのなら、という考えです(30代男性)」「そのまま処分するよりお得そうだから(30代男性)」などの声があがっています。
一方の「検討しない」理由としては、「記念に残しておく(20代男性)」「手元にあれば触るだけでも懐かしい気持ちになれるから(20代男性)」「カメラの代わりに使いたいから(30代男性)」「個人情報の流出だけでなく、昔の写真も無くなるのが嫌だから(30代女性)」といったコメントが見られました。
これまで使っていたスマホに思い入れがあり、使わなくなっても記念に残しておきたいという人もいるようですが、一方で、個人情報などの流出を恐れている人も多いようです。しかし、二度と使われることなく家のどこかに眠っているスマホがあるというのは、少しもったいない気もします。使っていないスマホがあるという人は、データの取り扱いなど気になることを買取サービスを行っている店舗に相談しつつ、売却を検討してみてはいかがでしょうか。
出典元:【ダイワンテレコム】
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