大手キャリアとMVNOのスマホ月額料金の差は約2倍! 乗り換えるだけで年間6万円節約?【MMD研究所調べ】

毎月かかるスマホ代。通信代、通話代だけでなく、端末代も支払っている人は多いだろう。スマホのサービスはキャリア、キャリアサブブランド、オンライン専用プラン、MVNOとあり、いったいどれが一番安いのか気になる人もいるはず。今回は、通信サービスの月額料金に関する調査結果を紹介しよう。

スマホ月額料金はMVNOが最安! 大手キャリアの2倍以上に広がる料金差が明らかに

最も高く支払っているのは「大手3キャリアユーザー」に(「MMD研究所」調べ)

MMD研究所は、2024年9月13日~9月24日、18歳~69歳の男女40,000人を対象にインターネット調査を実施した。

通信会社に支払っている平均月額料金(通信+通話+端末)について質問すると、平均月額料金が一番安かったのは「MVNOユーザー」で4,106円だった。続いて、「キャリアサブブランドユーザー」が5,299円、「オンライン専用プランユーザー」が6,192円となった。「大手4キャリアユーザー(Rakuten最強プランを含む)」については8,636円、「大手3キャリアユーザー(Rakuten最強プランを除く)」は9,397円となり、大手キャリアサービスは一番安い「MVNO」の倍で差があることが判明した。

続いて、通信会社に支払っている通信(通話込み)の月額料金について質問すると、「大手4キャリアユーザー(Rakuten最強プランを除く)」は月額平均4,518円だった。「大手3キャリアユーザー(Rakuten最強プランを除く)」は5,096円、「オンライン専用プランユーザー」は2,962円、「キャリアサブブランドユーザー」は2,603円、「MVNOユーザー」は1,613円だった。どのサービスにおいても、通信会社に支払う通信、通話、端末代含めた月額料金の約半分を通信代に払っていることがわかった。

スマホの端末代で差が広がる! MVNOに変えると年間6万円節約も可能?

「MVNOユーザー」が月々に支払う端末代で、最も回答が多かったのは「1,000円未満」(「MMD研究所」調べ)

端末代の有無によって、月額料金が抑えられることもあるが、どのサービスが安いのだろうか。通信会社に端末料金を分割で支払っている人21,339人を対象に、通信会社に支払っている月額料金を聞いたところ、「大手4キャリアユーザー(Rakuten最強プランを含む)」は月額平均4,118円、「大手3キャリアユーザー」は4,301円、「オンライン専用プランユーザー」は3,230円、「キャリアサブブランドユーザー」は2,696円、「MVNOユーザー」は2,493円端末代として支払っていることがわかった。安さで言えば、やはり「MVNO」になるようだ。また、通信、通話代の平均月額料金の順位と端末代の順位は変わらない結果となった。

スマホ代の支払いは毎月かかる。「大手3キャリアユーザー」が「MVNOユーザー」に変われば、月々約5,000円の節約となり、年間で約60,000円の節約となるだろう。なるべくお得に利用したいと思うのであれば、サービスの変更を検討してみてもいいかもしれない。

出典元:【MMD研究所

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