今回は2025年春にも発売されると思われるiPhone SE(第4世代)、いわゆる「iPhone SE4(仮)」がどうなるのか予想してみたいと思います。もちろん、これはあくまでも噂話でしかないので、実際にそうなるとは限りません。未来のiPhone SE4がどうなるのか、みんなで発売前に予想して楽しんでみてはいかがでしょうか?
iPhone SE4のデザインはどうなる?
ここでは、海外Webサイト「9to5Mac」の予想を紹介します。次に、SE4のスペックや2種類発売の噂を検証。そして、発売時期や価格予想となります。
それでは、まずiPhone SE4のデザイン予想画像を見てください。こちらはあくまでも「@applehub」さんの予想画像になりますが、パッと見た感じは最近のiPhone風なんですが、細かく確認していきましょう。
ひとつ目はiPhone 14風のデザインに変更されてホームボタンはありません。そして、ノッチ付きのディスプレイになると予想されています。「ノッチ」は上部の切り欠きのことですね。新しいiPhoneはダイナミックアイランドになっているものが多いんですが、少し前のiPhone 14のようなノッチが付くのではないかと予想されています。
2つ目は側面が角ばったフラットな本体です。現行のSE3は側面が丸いラウンド型ですが、SE4では15や16のようにフラットで角ばったものになると噂されています。
3つ目はディスプレイです。サイズは6.1インチになり、SEシリーズとしては初めて「有機EL」になるのではないかと予想されています。有機ELは従来の液晶より発色がよくてかなりキレイですし、省電力にもつながりますのでこれは嬉しい変更ですね。しかも、6.1インチになればバッテリー容量も増やせる可能性があるので、もしかしたら、SEシリーズのバッテリーの持ちの悪さが解消されるかもしれません。
4つ目はカメラですが、こちらは今までどおりシングルカメラになると予想されています。デュアルカメラにしないことで大容量バッテリーを積めるようになるかもしれませんね。
実際に、iPhone 14とSE4を並べて比較してみます。写真左が14で写真右がSE4の予想画像になりますが、14はカメラが2つあるので背面の見た目はかなり違いますね。実際、どうなるかは分かりませんが、私としてはシングルカメラのままだと思っています。
そして、デザインについてはソニーディクソンさんの個人SNSに投稿されたSE4用ケースの予想画像があるんですが、噂どおりシングルカメラ用のケースになっていて、サイズは6.1インチサイズだそうです。
よく見ると、切り欠き部分が大きくなっているので、現在主流のアクションボタンでも切り替え式スイッチでも対応できるように工夫されているようです。ただし、アクションボタンは非搭載と噂されていますし、私もSE4にアクションボタンまでは採用されないんじゃないかと思います。
iPhone SE4のスペックはどうなる?
続いて、SE4のスペックを予想してみます。まず、リフレッシュレートは60Hzになると噂されています。私も、120Hzは絶対Proモデルだけだと思っているので、60Hzで確定でしょう。
2つ目は背面カメラの解像度が48MP(4,800万画素)になるとの噂があります。現行SE3は12MPなのでかなりキレイな写真が撮れそうですね。最近の機種と同じものを搭載するのがいちばん安価になるとも考えられますので、これは十分ありそうな話です。
3つ目はアクションボタン非搭載ですね。まあ、これを気にしているSEユーザーはほとんどいないと思いますので、正直言ってなしにして安いほうでいいと思います。
4つ目は処理チップがApple intelligence(インテリジェンス)に対応するために「A18」を搭載するという噂です。そうなるとメモリは8GB想定になりますね。このA18はiPhone 16と同じチップなんですよ。
「SE4にそんな最新チップを載せないでしょ」って言う人も多いんですが、実は歴代のSEはすべて最新のチップを採用していますので、この噂も当然の流れだと思っています。まして、これから発売するのにApple intelligence非対応ということは、ちょっとありえないでしょう。また、SE3のメモリは4GBなので、これが2倍の8GBになったらかなり使いやすくなるでしょうね。
5つ目はセキュリティが指紋認証の「Touch ID」ではなく顔認証の「Face ID」に変更されるという噂です。SE4の予想画像を見てもホームボタンはありませんし、Face IDのほうが高セキュリティと言われていますので、今後、iPhoneからホームボタンは消えゆく運命だと思っています。
6つ目は充電コネクターが「lightning」から「USB-C」になると言われています。まあ、これはもう当然の流れですね。今さらlightningで出す意味はないので、ほぼ確実でしょう。
iPhone SE4の最新情報をチェック!
そして、最新情報もチェックしておきましょう。まず、Appleが独自の5Gチップを搭載するとの噂が多いんですね。これは以前からある話で、16では搭載されなかったので、SE4で初めて採用されるのではと言われています。
「Apple独自の5Gチップが載るから何なの?」って思う人も多いでしょうが、現在はQualcomm(クアルコム)社製の5Gチップを使っているんですね。性能がそれと同等だとしても、Apple製であればWi-FiやBluetooth、GPSを別々に用意する必要がなく、1チップで済むと言われています。
性能が同じならユーザーの使い勝手は変わらないでしょうが、1チップで省スペース化されれば、その分でバッテリー容量を増やせるといったメリットが出てくるのです。これはけっこう凄いことですよね。
3つ目はSE4には2モデル存在するという噂です。これは「Macお宝鑑定団」さんが取り上げていたんですが、6.1インチ(SE4)と6.7インチ(SE4 Plus)があるんじゃないかという話。どうやら、当初はこの2モデルのモックアップが存在していたようです。
しかも、最初は6.7インチから開発が始まって、最終的に6.1インチだけになったんじゃないかということです。確かに本当にありそうな話ですね。SEはバッテリーが持たないと言われてきたので、安価に大容量バッテリー版のSE4 Plusを出せればと考えていたのかもしれません。
最終的に6.1インチだけになるという噂のほうが多いんですが、開発段階ではいろいろ考えていたのかなっていうのが見えてきます。
iPhone SE4の発売時期と価格はどうなる?
最後に、SE4の価格予想を見ていきますが、発売時期はどうやら2025年春頃(3月~4月)になりそうです。カメラモジュールはいつも3~4カ月前から生産されるんですが、すでに生産に入ったという話もありますので、おおよそこの頃になるでしょう。
では、価格予想を見てみましょう。まず、SE3ですが、現状海外では429ドルで売られていますが、日本では6万2,800円(税込)で売られています。発売がかなり前だったので、なんと1ドル=約133円で計算されているんですね。
現在は1ドル=150円以上なのでSE3は破格の安さです。ちょっと値上げされたんですがそれでもまだ安い水準でしょう。そして、最近発売された16は1ドル=141円~145円あたりなので、SE4は戦略的にやっぱり1ドル=142円程度になると予想します。
現状、SE4は400ドル~500ドルになると言われていますが、さすがに429ドルから値下げされることはないと思うので、据え置きだとしたら1ドル=142円で6万7,010円くらいになります。もし、1ドル=133円計算ならSE3と同じ6万2800円で発売されますが、これが最低価格になるでしょう。
ただし、500ドルまで値上げされるという噂もあるので、その場合はおそらく499ドルになると思いますが、これで計算すると1ドル=142円で7万8,100円ということになります。8万円に近い価格なのでかなり高い感じがしますよね。私もここまでは値上げしないだろうと思っていますが、もし、1ドル=133円計算だとしても7万3,000円ですから、やはり割高感はあります。
実は、16も発売前は値上げされるという噂が多かったんですが、結局は値上げされなかったので、SE4も据え置きかせいぜい20ドル程度の値上げで済むと予想しています。
まとめ
いかがでしょうか? 今回は「iPhone SE4の最新予想・噂まとめ」をお伝えしました。
発売は来年春の予定ですので、さまざまな噂話がありますが、果たしてどうなるのでしょうか?
筆者が気になるのはバッテリーの持ちです。今までのSEシリーズは本体が小さくて大容量バッテリーが搭載できませんでしたが、SE4でバッテリーが大型化されて持ちがよくなるなら、それは歓迎したいことろ。
もちろん、本体が大きくなることに抵抗感がある人も多いと思いますが、やはりバッテリーが長持ちすることを実感すれば、「これでいいじゃん!」という風になる可能性も高いと思っています。
そして、日本でもいよいよApple intelligenceが使えるようになる頃に発売されるなので、もしかすると「このSE4が爆発的に売れるかも!」という気もしています。