プラン、キャンペーン、利用料金など、携帯キャリア会社がしのぎを削りさまざまなサービス合戦を繰り広げている昨今。本当にユーザーが携帯キャリアに求めているものは何なのか？株式会社oricon MEが12月2日に公開した「2024年満足度の高い携帯キャリア・キャリア格安ブランドランキング」では、総合ランキングと合わせて、加入手続きやキャンペーンなどの項目別の順位も発表。集められた街の声から、ユーザーが満足だと感じるポイントが明らかとなった。
シンプルプランに最強コスパ！携帯キャリアでは「楽天モバイル」が圧巻の1位
楽天モバイルが2年連続、3度目の首位に（「株式会社oricon ME」調べ）
oricon MEは、直接自社ブランドで通信サービスを提供する企業4社を対象とし、2023年以降に新規契約・機種変更・キャリアの乗り換えのいずれかを行い、現在メインで携帯キャリアを利用している8,464人に2024年7月24日～8月14日にインターネット調査を実施した。
楽天モバイルは9項目中7項目でトップを獲得（「株式会社oricon ME」調べ）
携帯キャリアの総合ランキング第1位は、2年連続・3度目のグランプリとなる楽天モバイル。項目別ランキングでは7項目で1位を獲得した。中でも「料金プラン」は、73.3点で2位の「docomo（ドコモ）」に7.2点の差をつけており、「料金プランがワンプランでわかりやすい（20代・男性）」「最強プランという料金プラン名の通り、データを気にせず利用できて良い（40代・男性）」と、プランのわかりやすさや選びやすさを理由とした票が集まった。
総合2位にランクインした「au」は、「通信速度ランキング」において前回の70.3点から1.2点上昇して71.5点を獲得。3年連続1位だったdocomo（ドコモ）を上回り、2度目の1位に輝いた。「通信品質が高い。トラブル対応も申し分ない（30代・女性）」「通信がつながりやすく安定している。問い合わせ時やショップ店員の対応が丁寧（60代以上・男性）」と、快適な通信速度に合わせて、細やかなユーザー対応も高評価につながっているようだ。
キャリア格安ブランドは、「LINEMO」が3年連続の総合1位
LINEMOは3年連続となる首位を獲得（「株式会社oricon ME」調べ）
携帯キャリア会社が運営しており、オンライン専用サービスを提供している企業3社を調査対象とした、キャリア格安ブランド総合ランキングは、3年連続でLINEMOが首位を獲得した。
7項目で1位となったLINEMO。特に料金プランのわかりやすさが評価された（「株式会社oricon ME」調べ）
評価項目別では8項目中7項目でLINEMO が1位に。特に「料金ブラン」については、「プランが2種類でわかりやすい（30代・女性）」という選びやすさが評価され、79.3点と高得点を記録。また、「加入手続き」「初期設定のしやすさ」「サポートサービス」に関しては3年連続で1位に輝いた。
総合2位にランクインしたのは、auのオンライン専用ブランドの「povo」。 通信速度において74.5点と前回から1.4点上昇し、初の1位に。コスパだけが注目されがちなキャリア格安ブランドも、性能面や設定の簡便さなど使いやすさに重きを置く人が増えてきているようだ。今回の調査により、携帯キャリア・キャリア格安ブランドとともに、わかりやすさ、選びやすさ、使いやすさが評価のポイントとなることが判明。ユーザーのリアルな評価を、乗り換えの際の参考にしてみてはどうだろうか。
出典元:【オリコン株式会社】
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