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iPhone買うならどっち? 新品と中古のメリット&デメリットを徹底比較!

誰だって、iPhoneを買うなら新品のほうがいいに決まっていますが、最新モデルは非常に高価なので、やはり多くの人が中古iPhoneも視野に入れていると思います。そこで今回は、iPhoneを買うなら新品か中古か? そのメリット&デメリットを検証してみましょう。あなたはどっち派ですか?

新品(新型)iPhoneのメリットは?

まずは新品(新型)iPhoneのメリットから確認していきましょう。これは中古(旧型)のデメリットになります。

【1】最新の機能や性能を利用できる

iPhoneは毎年9月ごろに新型がリリースされることが多いので、新しい機種でないと利用できない新機能もあります。

たとえば、iPhone 15では充電端子がLightningからUSB-Cに変更されました。これによって汎用性の高いUSB-CケーブルやAC充電器(アダプタ)などが利用できるようになっています。

また、iPhone 15 Proモデル以降では、来年日本でも導入が予定されているAppleのAI「Apple Intelligence」に対応するほか、最新のiPhone 16シリーズ本体には「カメラコントロール」というカメラ専用ボタンが搭載されていたり、ハード面でも大きな変化があるのです。

このような新機能への対応は、やはり最新モデルでないと利用できませんので、常にiPhoneの新機能を使いたいという人なら、新品でiPhoneを購入するしかないでしょう。

新品(新型)iPhoneのメリットは?1

iPhone 15シリーズでは、充電端子がLightningからUSB-Cに変更されました。これはハード面でもインパクトのある仕様変更です(筆者撮影)

【2】AppleCare+のサポートを利用できて安心

機種によっては20万円を超えるiPhoneですので、やはり長期間安心して使うには保証が欲しいところでしょう。

そもそも、Apple Storeで購入した場合は、すべてのモデルに1年間のメーカー保証と90日間のテクニカルサポートが付いています。購入してから1年以内に利用者の過失以外の不具合があれば、無償修理してもらえるので安心ですね。

また、キャリアでも独自に端末保証(オプション)には加入できますが、やはり公式の「AppleCare+(アップルケア)」に加入するのがもっとも安心です。

●Apple「AppleCare製品」は→こちら

AppleCare+料金比較

こちらがAppleが提供する「AppleCare+」と「AppleCare+ 盗難・紛失プラン」です。月払いと2年間払いの2種類があります(表はApple公式サイトを基に筆者が作成)

たとえば、iPhone 16の画面(前面のみ)が割れた場合、通常は4万2,800円かかりますが、AppleCare+に加入していると3,700円の負担で済みます。背面カメラの修理は通常2万3,800円ですが、AppleCare+加入時は1万2,900円で修理してもらえます。

また、最大容量が80%未満になったバッテリーの交換も、通常は1万5,800円かかりますが、AppleCare+に加入していれば、なんと0円で済むんですね。

ちなみに、料金の高い「AppleCare+ 盗難・紛失プラン」に加入した場合は、iPhoneを失くしたり盗まれた場合でも1万2,900円で新品のiPhoneに交換してもらえますよ。

AppleCare+なんて必要ないと思う人も多いと思いますが、もし、過去にiPhoneを落としたり失くした経験がある人なら、入っておいたほうがいいかもしれませんね。申し込めるのは新品購入から30日以内です。

【3】キャリアの「端末購入プログラム」で安くiPhoneを買える

そもそも最新型のiPhoneはキャリアで購入する人が多いと思いますが、その場合は、1〜2年後に端末を返却する「端末購入プログラム」を利用することができます。

これは、たとえば「残価設定型24回の分割払い」でiPhoneを購入した場合、23カ月目までに返却すると、24回目(残価)の分割支払金の支払いが不要になるシステム。

もちろん、キャリアごとにシステムや金額に差がありますが、このような端末購入プログラムを利用すれば、Apple公式サイトで購入するよりも概算で半額程度の自己負担で済むのが大きな魅力です。

他キャリアに乗り換えるMNPを利用するとさらに安くなりますし、現在使っている端末を下取りに出すことで、実質価格をもっと下げることも可能となっています。

もし、1〜2年ごとに新しいiPhoneに機種変更していきたい人なら、キャリアの端末購入プログラムを利用する価値は大きいでしょう。

●ドコモ「いつでもカエドキプログラム」は→こちら

キャリアの「端末購入プログラム」で安くiPhoneを買える

たとえば、ドコモの場合は機種代金が10万5,500円なら、支払24回目(残価)が4万8,000円ですが、スマホを返却することでこれが不要となり、実質負担額は5万900円で済みます(画像はドコモ公式サイトより引用)

このように、端末購入プログラムはまるで車のリースのような感じですが、iPhoneの所有権はあくまでも購入者にあり、1〜2年後に端末を返却せず残価を完済することも可能となっています。

ただし、12カ月以上でないとiPhoneを返却できませんし、利用中にiPhoneに大きな故障や破損があると故障時利用料(2万2,000円)がかかります。

また、キャリアの販売価格はApple公式サイトより2〜5万円ほど高く設定されており、2年後に機種変更するタイミングでスマホ買取ショップで買い取ってもらったほうが、高くなる可能性もある点は注意が必要でしょう。

【4】Apple Storeなら金利0%で最大36回まで分割払いができる

中古のiPhoneは基本的に一括払いでしか購入できず、クレカの分割リボ払いを利用すると高額な金利がかかります。

しかし、Apple Storeなら金利0%で最大36回まで分割払いでiPhoneを購入することが可能なんですね。10万円以上するiPhoneを一括購入するのが厳しい人にとってはうれしい限り。

ただし、分割払いは「ペイディ(paidy)あと払いプランApple専用」を利用することになり、iPhone 16シリーズは最大36回まで、iPhone15/15Plus/14/14Plus/SE(第3世代)は24回までの分割購入になります。

Apple Storeなら金利0%で最大36回まで分割払いができる

Apple Storeで販売されている新品のiPhoneを購入するときは、最大36回まで分割金利0%で購入できます(画像は分かりやすく加工しています・Apple公式サイトより引用)

【5】新品なら傷や故障、バッテリーの劣化の心配もいらない!

新品のiPhoneなら本体に傷や故障がある可能性はほとんどありませんし、もし、故障があればメーカーやキャリアの保証が適用されます。

もちろん、中古の場合はバッテリーが80%を下回ってヘタっていることがありますし、「赤ロム」と呼ばれる「ネットワーク利用制限」のリスクも心配です。

赤ロムとは、本体分割払いの残債が残っている場合に、キャリアから通信に制限がかけられ利用できなくなるというもの。しっかりしたショップなら赤ロムの保証も受けられますが、フリマなど個人売買では保証がありません。

価格が多少高くても、新品ならそのようなリスクを確実に回避できるので、ある意味“保険”のようなものだと考えればいいのかもしれませんね。

新品なら傷や故障、バッテリーの劣化の心配もいらない!

中古iPhoneは「ネットワーク利用制限」がかかっている赤ロムもありますが、イオシスのような専門中古ショップなら、赤ロムに対する保証もしっかりしています(画像はイオシス公式サイトより引用)

【6】そもそも中古なんて絶対にイヤだ!

ここまで新品iPhoneのメリットを紹介しましたが、そもそも「誰が使っていたか分からない中古なんて絶対にイヤ!」という人もけっこういると思います。

たとえば、潔癖症の人には中古のiPhoneは無理でしょうし、故障やトラブルのリスクを避けたい人もいるでしょう。

その場合は、iPhoneの価格がいくら高くても新品のiPhoneしか選択肢がありませんので、すでに紹介した、各キャリアの端末購入プログラムや下取りなどを利用して、少しでも安く新しいiPhoneを購入できる方法を検討してみましょう。

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