先日、プチApple信者である筆者は新しくiPhoneとApple Watchを購入した。その際、それまで使っていた古いiPhoneとApple Watchを下取りに出そうとしたのだが、そこで色々と驚くことがあった。一言で言えば「公式サイトで下取りに出すとめちゃくちゃ損をする可能性が高い」のである。この記事では、実体験を交えながらApple製品を下取りに出すときに損しない方法を紹介していく。
Apple製品を公式サイトで下取りを出すと数万円単位で損をする可能性がある
(Image:Hal_P / Shutterstock.com)
なぜApple製品を公式サイトで下取りに出してはいけないのか?
結論から言ってしまうと、「数万円単位で損をする可能性があるから」だ。
筆者のケースを例に解説していこう。
今回下取りに出したのは、以下の2製品。
・iPhoneX(256GB)…やや傷あり。箱付き。
・Apple Watch4 44mmステンレス(セルラーモデル)…やや傷あり。箱付き。
これを、Apple公式サイトで下取りに出すと以下のような価格になる。
(iPhoneX(256GB)…やや傷あり。箱付き)
(Apple Watch4 44mmステンレス(セルラーモデル)…やや傷あり。箱付き)
当初この数字をみたときは「だいぶ値崩れはするけど、まあ仕方ないか」という気持ちだった。しかし、他の買取ショップで見積もりをとってもらったところ、衝撃の結果が発覚した。表にまとめてみたので、みてほしい。
どうだろうか?
Apple公式と他の店舗を比較すると、なんと最大で合計3万310円も差があったのだ。
店舗によって買取価格が異なるのは当たり前の話だが、まさかここまで差があるとは思ってもいなかった。「めんどくさいからいいか」とそのままApple公式で下取りに出していたら、3万円以上も損をしていたのかと思うとゾッとする。
ちなみに「買取価格一括査定サイト」は使ってない。
引越しの比較サイトと同じく、後から死ぬほど大量にメールが送られたり、電話がかかってきたりするのが目に見えていたからだ。3~4店舗のサイトを見たり、それでも買取価格がイマイチよくわからない場合は電話したりすれば十分だろう。
Apple公式サイトで下取りをしてもいいのは「かなり傷が多く、付属品等がまったくない場合」のみ
ただ、Apple公式の下取りにもいいところはある。
それは「多少の傷があったり、付属品がなかったりしても、買取価格が減額されない」という点だ。正常に作動さえすれば、美品でもそうでなくてもあまり買取価格は変わらない。
そのため、「画面が傷だらけで付属品も一切ない」といった人は、Apple公式サイトを利用するのもひとつの手だ。
新しくApple製品を購入する際は、次回の下取りに備えて大切に扱おう
下取りに出すApple製品を日頃から丁寧に扱っており、付属品等も残っている人は、絶対にApple公式サイトを使ってはいけない。大損してしまうからだ。
また、新しくApple製品を購入する際は、次回の下取りに備えケースやフィルムで本体を保護するだけでなく、付属品も大切に保管しておこう。