Apple Watchの充電が異様に遅いときの対処法 意外に盲点なのがiPhoneの問題

Apple Watchを普通に使っているのにバッテリーの減りが速く、充電が遅いというトラブルが起きることがある。Apple Watchを再起動しても問題が解消されない場合、iPhone側に問題がある可能性があるから要注意だ。

Apple Watchのバッテリーに異常を感じたときはiPhoneも再起動

 Apple Watchのバッテリーの仕様は、フル充電時で約18時間利用が可能。また、充電パッドに乗せれば約2時間でフル充電される。普通に使っていれば、多少ブレがあっても仕様どおりの時間で動作するはずだが、バッテリーの減りが異様に速かったり、いつまで経っても充電が進まないという症状が出ることがある。
 このようなバッテリーに関する問題が起きた場合、大抵はApple Watchの再起動で問題が解消する。もし、Apple Watchを再起動しても同様の問題が改善されない場合、iPhone側に問題が起きている可能性がある。
 Apple WatchとiPhoneは常に通信をしており、一部のアプリはiPhone側で制御している。もし、iPhone側で制御しているアプリに不具合が起きた場合、Apple Watchの再起動だけでは問題が解消しないというわけだ。そのため、Apple Watchと共にiPhoneも再起動すると問題が解消される可能性が高い。

Apple Watchを再起動するには、サイドボタンを長押しして「電源オフ」をスライドさせる。電源がオフになったらサイドボタンを長押ししてApple Watchをオンにしよう

iPhoneを再起動するには、設定アプリの「一般」を開いて「システム終了」をタップ。同様に「電源オフ」をスライドさせる。電源がオフになったらサイドボタン(電源ボタン)を長押ししてオンにする

今回紹介したトラブルは比較的レアケースだが、アプリの不具合は少なくないのでいつ自分のApple Watchに同様の問題が起きるとも限らない。もし似たような症状が出たら、Apple WatchとiPhoneの両方を再起動してみよう。

文=岩渕茂/フリーライター

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