Android 10へのアップデートに対応したスマホが増えてきた。しかし、アップデート後にフリーズ、再起動、バッテリーの異常消費などの問題が報告されている。もし不具合が起きているようであれば、セーフモードを使って対処してみよう。
アプリのアップデート未完了が問題の可能性
Android 10にアップデート後、スマホが再起動、フリーズ、画面が表示されない、異常な発熱、バッテリーの異常消費、アプリが開かないといったトラブルの声が聞こえてきている。特にXperiaで多く発生しているようだ。
このアップデート後の不具合だが、原因はまだ特定されておらず、ネット上ではさまざまな改善方法が紹介されている。その中で比較的効果が高い方法が「セーフモードですべてのアプリをアップデート」する方法だ。
今回の不具合、Google Playストアと一部アプリでアップデートが未完了となっているのが主な原因と考えられている。そのため、セーフモードでアプリをすべて最新のものにすれば解決する可能性がある。もし問題が解決しなくても、アプリのアップデートをすることにマイナス点はないので試しておきたい方法だ。
この作業をする場合、microSDカードを取り外す必要がある。スマホにmicroSDカードを挿入している場合は、電源オフ時に取り外すのを忘れないようにしよう。
電源ボタンを長押しし、「電源を切る」をタップして電源をオフにする。スマホにmicroSDカードを挿入している場合は、電源オフ後に取り外す
スマホを起動したら、電源ボタンを長押しして「電源を切る」をロングタッチする
セーフモードへの変更を確認するメッセージが表示されるので、「OK」をタップする
スマホがセーフモードで起動するので、Playストアアプリを起動する
Playストアアプリを開いたら、画面左上の「≡」アイコン→「マイアプリ&ゲーム」をタップする
「アップデート」タブを開くと、アプリ一覧が表示される。「すべて更新」をタップしてすべてのアプリをアップデートする。アップデートが完了したらスマホを再起動する
今回紹介した方法は、あくまで問題が解決する可能性が高い方法。必ず問題が解決するというわけではないので注意してほしい。ただし、これといったマイナス点もないので、Android 10へアップデート後に調子が悪い端末にはぜひ試してみてほしい。
※サムネイル画像(Image:DANIEL CONSTANTE / Shutterstock.com)