【悲報】HUAWEI(ファーウェイ)旧型スマホもAndroidアップデートが不可に!?

米国と中国の経済戦争によって、Googleの協力が得られなくなったHUAWEI(ファーウェイ)。ついにGoogleアプリ非搭載のスマホを発売することになったが、ここにきて衝撃的なニュースが飛び込んできた! それは、HUAWEIの旧機種のアップデートもできなくなるというものである。今回は、HUAWEIの最新事情について報告しよう。

旧型HUAWEIのアップデートもついに打ち切りか!?

 激しさを増す米国と中国の経済戦争の最前線となっているのが「HUAWEI(ファーウェイ)」だ。オトナライフでもすでに『HUAWEI(ファーウェイ)ついにGoogleと決別することを決意?! Gmailもグーグルマップも使えない?などで、HUAWEIスマホがGoogleモバイルサービス(GMS)を搭載できなくなることは紹介していた。そのため、最新のHUAWEIスマホにはGoogleアプリが搭載されないまま販売される事態に至ったのである。たとえば、HUAWEIの最新スマホ「HUAWEI P40 Pro」のOSはAndroid10ベースのHUAWEIオリジナル「EMUI」を採用。当然、Google関連アプリは非搭載でアプリの入手も「Google Play」ではなくHUAWEIオリジナルの「AppGallery」を利用することになる。
 そして、もうひとつの懸念が現実のもになりそうである。Engadget 日本版「ファーウェイ過去スマホ、Androidアップデート不可に?米政府ライセンスが期限切れ」によると、すでに販売されている旧型HUAWEIスマホのアップデートもできなくなる可能性があるというのだ!

(Image:amazon.co.jp)

最新モデル「HUAWEI P40 Pro」はGoogleの協力が得られず、Googleモバイルサービス(GMS)は搭載されていない。アプリの入手はHUAWEIオリジナルの「AppGallery」を利用することになる

(Image:consumer.huawei.com)

HUAWEI最新モデルのOSは、Android10ベースのHUAWEIオリジナル「EMUI」を採用。いくら性能が良くても、Googleアプリが使えないスマホをいったい誰が買うのだろうか?

今後も中国メーカー製スマホの購入は要注意!

 Engadget 日本版によると、HUAWEIのGoogleモバイルサービス搭載済みAndroidスマホに関して、これまでは一時的な許可証(TGL)によってアップデートが延長されてきた。しかし、米国The Washington Postは8月13日にTGLの有効期限が切れたと報道。今後はアップデートが行われない可能性が出てきたという。ただ、HUAWEI側は「既存デバイスへの影響はなく、これまでどおり、セキュリティとソフトウェアの更新を引き続き提供する」と表明しているので、米国商務省が再延長する可能性も否定できないが、最悪の場合旧型のHUWAEIスマホはアップデートできず、セキュリティに不安を抱えながら使用することになるのである。もちろん、その懸念はHUAWIEだけでなく、中国メーカーの「OPPO(オッポ)」や「Xiaomi(シャオミ・小米)などに波及する可能性もある。このような状況を考えると、今後、スマホを購入するときは中国メーカー製だけは避けておいた方が無難であろう。

参照元:ファーウェイ過去スマホ、Androidアップデート不可に?米政府ライセンスが期限切れ【Engadget 日本版】
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※サムネイル画像(Image:lakshmiprasada S / Shutterstock.com

文=すずきあきら/編集・ライター

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