米中経済戦争の影響で、Googleアプリが使えなくなると噂されているHUAWEI(ファーウェイ)の代わりになるスマホを検討している人も多いだろうが、日本人ならやっぱりソニー(SONY)だろ! ということで、ソニーからついに日本国内でSIMフリー版「Xperia(エクスペリア)」が発売されることになった。今回発売される3新機種は、すでにキャリアで発売済みモデルだが、こっそり性能アップされておりお買い得だぞ!
日本のSIMフリー市場にソニー「Xperia」が参入!
ガラケーに執着している間に、すっかり世界のスマホ市場を韓国や中国に奪われた日本の電気メーカー。最近は、日本国内のSIMフリースマホ市場も中国の「HUAWEI(ファーウェイ)」などに席巻されていた。
ところが、米国と中国の経済戦争の影響で、HUWAEIのスマホがGoogleアプリを搭載できない事態に陥り、HUAWEIユーザーは慌ててスマホの乗り換えを検討する破目になったのである。詳しくは『【悲報】HUAWEI(ファーウェイ)旧型スマホもAndroidアップデートが不可に!?』を参考にしてほしい。
そこで、HUAWEIの買い替え候補としておすすめしたいのが、ソニー(SONY)「Xperia(エクスペリア)」である。ソニーは日本メーカーとしては唯一、世界市場でスマホを発売し続けており、その性能は折り紙付き。これまでソニーはキャリアでの販売のみであったが、2020年8月下旬からはいよいよ日本のSIMフリースマホ市場にも参入。一気に3モデルを発売することになったのである。
■Xperia 1 Ⅱ(XQ-AT42)
最新の5Gに対応する「Xperia 1 Ⅱ」は10月28日発売予定。価格は12万4,000円だが、カールツァイス監修の高品質レンズを採用したトリプルカメラを搭載。最大20コマ/秒のAF/AE追従高速連写機能をサポートするほか、RAW撮影まで可能。ディスプレイも4K HDR有機ELと超高精細だ。またキャリア版ではRAM8GB/ROM128GBだったが、SIMフリー版ではなんとRAM12GB/ROM256GBに強化されている。
【ディスプレイ】約6.5インチ(有機EL・4K)
【CPU】Snapdragon 865(5G)
【RAM】12GB
【ROM】256GB
【外部メモリ】microSDXC(最大1TB)
【バッテリー】4,000mAh
【メインカメラ】約1,220万画素×3
【サブカメラ】約800万画素
【装備】防水防塵(IPX5/8・IP6X)/NFC・おサイフケータイ/3.5mmイヤホン/ワイヤレス充電
【価格】12万4,000円(税抜)
【発売日】10月30日予定
■Xperia 1(J9110)
8月28日に発売される「Xperia 1」は、2019年に大手キャリアから発売された
「Xperia 1 Professional Edition(J9150)」と同等の機種。有機ELの4Kディスプレイと1,220万画素のトリプルカメラ搭載を搭載しており、十分な性能を誇る。ただし、テレビ機能、おサイフケータイ、5Gには非対応だ。また、キャリア版ではRAM6GB/ROM64GBだったが、SIMフリー版ではRAM6GB/ROM128GBとROM容量が増強されている。
【ディスプレイ】約6.5インチ(有機EL・4K)
【CPU】Snapdragon 855
【RAM】6GB
【ROM】128GB
【外部メモリ】microSDXC(最大512GB)
【バッテリー】3,330mAh
【メインカメラ】約1,220万画素×3
【サブカメラ】約800万画素
【装備】防水防塵(IPX5/8・IP6X)/NFC
【価格】7万9,000円(税抜)
【発売日】8月28日予定
■Xperia 5(J9260)
8月28日に発売される「Xperia 5」は、1,220万画素のトリプルカメラや防水防塵・おサイフケータイ機能などを搭載するが、ディスプレイは4KでなくフルHD+仕様となっている。その代わり価格は6万9,000円で3機種の中ではもっと安い。5Gにこだわりがなければおすすめだ。なお、キャリア版ではRAM6GB/ROM64GBだったが、SIMフリー版ではRAM6GB/ROM128GBとROMが2倍に強化されている。
【ディスプレイ】約6.1インチ(有機EL・フルHD+)
【CPU】Snapdragon 855
【RAM】6GB
【ROM】128GB
【外部メモリ】microSDXC(最大512GB)
【バッテリー】3,140mAh
【メインカメラ】約1,220万画素×3
【サブカメラ】約800万画素
【装備】防水防塵(IPX5/8・IP6X)/NFC・おサイフケータイ
【価格】6万9,000円(税抜)
【発売日】8月28日予定
今回ソニーから発売されるのは、SIMフリーのAndroidスマホ「Xperia 1 Ⅱ(XQ-AT42)」「Xperia 1(J9110)」「Xperia 5(J9260)」の3機種となる。いずれのモデルも1,220万画素の高性能トリプルカメラを搭載しており、デュアルSIM仕様。さらに防水防塵とNFCに対応しているが、テレビ機能は非搭載となる。
8月28日発売予定の「Xperia 1(J9110)」と「Xperia 5(J9260)」は、4G対応モデルで7万~8円から購入できるバリューモデル。「Xperia 1(J9110)」は4Kディスプレイを搭載するがおサイフケータイは非対応。「Xperia 5(J9260)」の方はおサイフケータイに対応するが、ディスプレイはフルHD+仕様という違いがある。一方「Xperia 1 Ⅱ(XQ-AT42)」は5Gにも対応する超高性能モデル。価格は12万4,000円(税抜)で10月30日発売予定となっている。
なお、これらのモデルはすでにキャリア版として発売されたモデルがベースだが、RAMやROMが強化されているのが特徴。とくに「Xperia 1 Ⅱ(XQ-AT42)」はRAM12GB/ROM256GBと最強のスペックを誇る。HUAWEIの買い替え機種としては十分魅力的であろう。
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