日本国内のスマホ使用者のうち、iPhoneユーザーは全体の60%とも70%とも言われている。高いシェアを誇るiPhoneだが、みなさんはどこまでiPhoneの機能を把握しているだろうか。使いながら「面倒な操作だな…」と思いながらやっていることもあるのではないだろうか。
今回は、「意外と知らない、だけど知っていたらかなり使える」便利な機能を5つご紹介しよう。
無くなってしまったホームボタンも復活!
【iPhoneの便利機能5選】
1.疑似ホームボタン
iPhoneX以降、廃止されてしまったホームボタン。押すだけでホーム画面に戻れる便利なボタンが消えたことで、これまでの感覚で操作ができず戸惑った人も少なくないだろう。しかしボタン自体は消えたものの、疑似的に画面にホームボタンを復活させる方法が存在する。
やり方は簡単。「設定」から「アクセシビリティ」、「AssistiveTouch」と進み、さらに「AssistiveTouch」を有効にするだけ。すると、画面上に白い丸ボタンが表示されるようになり、ホームボタンとして使うことができるのだ。
2.予測変換
外出する場面の多いビジネスパーソンなどは、外回り中にスマホでメールやメッセージを打つことも少なくないだろう。そんな場面で活躍するのが予測変換機能。
「きょう」と入力すると「2020年○月○日」のようにその日の日付が変換候補に出現。「いま」であればそのときの時刻が出てくる。メールに日付を入れる際にも、わざわざ日付を確認する手間も省けて有効活用できるだろう。
3.3D Touchでメッセージアプリの通知をオフ
一度タップした指を離さず、さらに画面を押し込むように力を込めると「3D Touch」という機能が使用できる。この3D Touchをアプリのアイコンに使用すると、アプリごとに中身の異なるショートカットメニューを開けるのだ。例えば「LINE」であれば通知のオフなどができる。仕事中、通知音が気になってしまった際などに積極的に使っていきたい機能だ。
また、3D Touchは使う場面によって違った機能があるため、いろいろな場面で試してみるのも新たな発見が得られるかもしれない。
4.直前の操作の取り消し
「取引先に送るメールの文章を、消す必要のない部分まで消してしまった」など、操作をやり直したい場合には画面を3本指でタップしよう。すると「操作の取り消し」機能が使用でき、直前の操作を取り消すことが可能だ。
5.ダークモード
深夜に電気を消した部屋でスマホを見たせいで、まぶしい思いをした経験は無いだろうか。そんなときには画面を暗くするダークモードが有効だ。ダークモードは「設定」から「画面表示と明るさ」を開いて「ダーク」を選択すれば明るいライトモードから切り替えられる。また、時間を指定して自動でダークモードをオンオフすることも可能。自分の普段の睡眠時間に合わせて設定すれば、寝る前に明るい画面を見ずに済むようになり睡眠の質を高めることもできるだろう。
現代のビジネスパーソンは、PCを使いこなせることはもはや前提条件だ。PCに加えてスマホも便利に使いこなすことで、自分のレベルアップを図っていこう。