歴代のAndroid OSには、お遊び要素として“イースターエッグ”と呼ばれる隠しコマンドが搭載されているのをご存じだろうか? Android 10にもイースターエッグが搭載されており、お絵かきパズルゲーム「ピクロス」を楽しむことができる。そこで今回は、Android 10のイースターエッグ「ピクロス」を出現させる方法と、上手くできないときの解決方法も紹介しよう。
Android 10で「ピクロス」を出現させる方法
昔からAndroid OSには本来のOS機能とは別に、お遊びの隠し要素として簡単なゲームが搭載されている。これは“イースターエッグ”と呼ばれるもので、OSがアップデートされるたびにどんなゲームが搭載されるのか話題になってきた。ちなみに、オトナライフでもAndroid 7.0のイースターエッグ「ねこあつめ」を紹介しているが、Android 10ではお絵かきパズルゲームの「ピクロス」が搭載されている。
「ピクロス」を出現させるには、まずAndroidの設定を開き「デバイス情報」→「Androidバージョン 10」をタップ。画面が切り替わったら表示されている「Androidバージョン 10」を連打しよう。すると、画面に大きく「android 10」と表示されるはずだ。次に「android 10」の「1」部分をダブルタップして長押しすると「1」が回転を始めるので、背景の縞模様と同じ角度で回転を止める。「1」が「へ」のような状態になったら、「0」の中に移動して「Q」の文字を作り、その「Q」を連打すれば「ピクロス」が出現するのである。
Android 10の「イースターエッグ」を出現させる方法はやや難しめだ。もしかすると、上手に出せない人もいるかもしれない。そこでイースターエッグをクリアするコツを紹介しよう。
まず、「1」を回転させるコツは、ダブルタップ後に指を離さずロングタップをすること。2回目にタップした指を画面から離さないようにしよう。次は「1」を「へ」の形にする角度だ。この角度が合わないと正しい「Q」にはならない。これは背景の縞模様と同じぐらいの角度にすればOK。正しい「Q」になると背景がスクロールするので、これを目安にしよう。角度は厳密にぴったりでなくても大丈夫だが、不器用な人は多少時間がかかるかもしれない。
もちろん、「ピクロス」を楽しめるのはAndroidバージョンが「10」のスマホのみ。もし、アップデートがまだの人は、まずAndroidのバージョンを「10」にしてから試してみよう。
「ピクロス」は絵を完成させるパズルゲーム
Android 10のイースターエッグ「ピクロス」は、簡単な絵をマスを塗りつぶして作成するパズルゲームだ。「ピクロス」の基本的なルールは→こちらを参考にしてほしいが、縦軸と横軸にマスを塗りつぶす数が指定されているので、それを見ながらマスをタップしていけばいい。縦横の塗りつぶす数はスマホ画面を縦横に切り替えて確認しよう。
ちなみに、「ピクロス」の種類はいくつか用意されているが、いずれも作成するのは「絵」というより「アンテナ」や「ICチップ」などの図形ばかりなので、ちょっと分かりにくいかもしれない。とはいえ、無料で手軽に遊べるので、パズル好きなら時間つぶしにちょうどいいだろう。
※サムネイル画像(Image:David Marin Foto / Shutterstock.com)