大容量のファイルを送るときに便利なのが「ギガファイル(GigaFile)便」という無料のファイル転送サービスだ。でもiPhoneで送受信するにはどうしたらいいのだろう? 実は、ギガファイル便にはiPhone用の公式アプリがあるので、これを使えば、簡単に大容量ファイルをやり取りできるのである。そこで今回は、iPhoneでギガファイル便を利用する方法を写真付きで分かりやすく解説しよう。
iPhoneで大容量データを送受信できる「ギガファイル便」
iPhoneで撮影した写真や動画は容量がかなり大きいので、そのままメールに添付して送ると、受信した相手がダウンロードに時間がかかって迷惑したり、メールサービスの容量制限に引っかかって送れない場合もある。かといって、LINEやFacebookなどを使って送ると、サイズが小さくなったり容量を圧縮されて画質が悪くなることも……。そんなときにおすすめしたいのが「ギガファイル(GigaFile)便」という無料のファイル転送サービスだ。ギガファイル便なら、容量が大きい写真や動画データを大量に送っても元のサイズや画質を保ったまま簡単に送信することが可能。しかも、一度に200GBまで送信できるのだ。
ギガファイル便はiPhoneのブラウザでも利用できるが、iPhoneには公式アプリがあるので、今回は公式アプリを利用した使い方を紹介しよう。なお、ギガファイル便の基本やブラウザでの使い方については→こちらを参考にしてほしい。
ギガファイル便でデータを受信する方法
もし、友人からギガファイル便が送られてきたら、いったいどうすればいいのだろうか? まず、ギガファイル便は相手から「ファイルを送った」というメールが送られてくるので、記載されているURLからアップロードされているデータをダウンロードすればよい。今回は公式アプリがインストールされているiPhoneで解説するが、メールに記載されているURLリンクをタップすると、自動的にギガファイル便アプリのダウンロード画面が表示される。そして「まとめてダウンロード」をタップすれば、データのダウンロードが開始されるのだ。ダウンロードが完了したら画面下の「ホーム」を選択し、入手した「〇〇.zip」を選択する。ファイル名を付けるとZipファイルが解凍されて、送られてきたデータ(写真や動画など)を確認できるというわけだ。
なお、ギガファイル便の公式アプリをインストールしていない場合は、メールに記載されたURLをブラウザにコピペしてギガファイル便のページを開けばダンロード可能である。
ギガファイル便でデータを送信する方法
iPhoneで撮影した写真や動画などをギガファイル便で送るには、公式アプリを開いてアップロードを選択しよう。「ファイルを選択」を押すとデータの保存場所を選択できるので、「フォトライブラリ」などから送りたい写真や動画を選択する。すると自動的にアップロード作業が完了するので、作成されたURLをコピペして相手にメールで送ればOKだ。もし、複数ファイルを送りたいときは、続けて「ファイルを選択」を押してファイルをアップロードすればいい。すべてのファイルをアップロードしたら、「まとめる(URL発行)」をタップすると、複数ファイルをまとめたURLが作成されるので、ギガファイル便の「メール」機能を使って相手のメルアドを入力すれば、そのままURL付きのメールを送信できるのだ。
なお、ギガファイル便を利用するときは、Wi-Fi接続環境で行わないと、スマホのデータ通信量をムダに消費してしまう点は注意したい。
●ギガファイル便(iPhone)は→こちら