【Wi-Fiのキホン】Wi-Fiがつながらないときはどうする?

自宅や会社では、Wi-Fi(無線LAN)を利用してスマホをネット接続している人も多いだろう。だが、まれにWi-Fiにつながらなくなって困ることがある。ここでは、Wi-Fiがつながらなくなる原因と、その解決方法を紹介しよう。

まずはWi-Fiルーターを再起動してみよう!

Wi-Fiルーターがエラーになっている場合は、電源を抜いて差し直してみよう。これでWi-Fiがつながることがある

屋外ではLTE回線で、自宅や会社などの屋内ではWi-Fi(無線LAN)を利用してネットに接続している人は多いだろう。だが、まれにWi-Fiに接続できなくなることがある。そんなときはどうすればいいのだろうか?
Wi-Fiがつながらなく原因はいろいろ考えられるが、いつも使っている自宅のWi-Fiなら、Wi-Fiルーターがエラーになっていることがある。この場合は、Wi-Fiルーターの電源を抜いて再起動してみよう。数分待てばエラーが解消され、自動的にWi-Fiにつながるはずだ。もし、Wi-Fiルータ本体にRESETスイッチがあれば、それを、つまようじなどで押してみるのもアリ。ちなみに、ADSLの場合はモデム側がエラーになっていることもあるので、モデムも一緒に再起動した方が良いだろう。
また、初歩的なことだが、念のためスマホ側のWi-Fiがオフになっていないか確認しておこう。

Wi-Fiルーター本体の裏側などに「RESET」ボタンがある場合は、ここをつまようじなどで長押ししてみよう

スマホの設定でWi-Fiがオフ(無効)になっていないか確認しよう(写真はAndroidスマホ)

電子レンジが原因で接続が切れる場合も!

2.4GHz帯を使用するWi-Fi規格の11b・11gは、電子レンジの周波数帯と同じ。そのためWi-Fiルーターとスマホの間に電子レンジがあると接続が切れてしまう。この場合は5GHz帯を使う11a・11ac規格に変更すればOK

次に考えられるのはWi-Fiルーターとスマホの間に電子レンジがあるために、電波干渉が起きてWi-Fi接続が切れてしまう場合だ。これは、Wi-Fi電波の一部(11b・11g規格)と電子レンジが、同じ2.4GHz帯を使っているのが原因。もし、電子レンジを使うとWi-Fiが切れるという場合は、Wi-Fi電波を5GHz帯(11a・11ac規格)に変更することで解決できる。
また、会社やホテルなどで、いつも使っていたWi-Fiが接続できなくなったときは、Wi-Fiスポットのパスワードが変更されたことが原因かもしれない。この場合は、スマホ側の接続(パスワード)を再設定することで直る可能性がある。スマホ側で古いパスワードで登録されているSSID(Wi-Fi電波の名前)を一旦削除して、再度、正しいパスワードを入力して接続してみよう。

いつも使っていたWi-Fiに接続できないときは、Wi-Fi設定から該当するSSID(Wi-Fi電波の名前)を選択して、その接続設定を削除。再度正しいパスワードを入力しよう(写真はAndroidスマホ)

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