iPhone、2021年に総出荷台数で“10冠”達成なるか? 次世代機のリークも続々

ここ数年、アップル製品の好調な流れは見て取れるがコロナ禍においても人気は留まることを知らないようだ。アップルのスマホ、つまりiPhoneの人気が日本においても不動ということがまたもデータで明らかに。株式会社MM総研が、「2020年(暦年)国内携帯電話端末の出荷台数調査」を発表。2020年のメーカー別総出荷台数シェア1位はアップルが獲得し、2012年から9年連続で1位の獲得を達成した模様。こうなるとどこのスマホがこの躍進を止めるのかという話にもなりそうだが、アップルの余念の無さに、もはやこの地位は安泰なのではとも思えるが果たして。今回のデータとともにアップルの今後の展望について追いたい。

折りたたみiPhoneの発売は2023年以降~?

iPhone 12発売に合わせて10月-12月期出荷増加。出典:2020年携帯電話総出荷台数シェア(MM総研)

 改めて、2020年のメーカー別総出荷台数のデータについて詳しく見ていきたい。上述の通り、こちらのシェア1位はアップルで、1398.4万台(シェア46.5%)を記録し、2012年から9年連続で1位を獲得という結果に。2020年はコロナ禍の影響もあってか新モデルのiPhone 12シリーズは例年の新モデルに比べ遅い時期に発売したにも関わらず、特段の影響はなかったように思える。また、このiPhone 12は全4モデルが5G対応となっているため、5G対応端末台数が一気に上昇することにも大きな貢献を果たしたよう。そして、「5G元年」ともいえる2020年の5Gスマートフォン出荷台数は625.3万台でスマートフォン全体の20.8%にもなった。10-12月期に出荷台数が増加したようだが、これには10月発売のiPhone 12シリーズによる効果が大きいのではないだろうか。

 そんなアップル、iPhoneを追いかける各社の様子だが、総出荷台数シェア2位はシャープ、3位はサムスン、などの順に。追いすがるメーカーの中で、最注目はサムスンか。サムスンは上位メーカーの中で、2019年からの増加が最も顕著であり、Galaxy A20/30シリーズの廉価モデルが、フィーチャーフォン利用者からの乗り換え客が初めて持つスマートフォンとして支持を集めたよう。要注目デバイスの折りたたみ式のスマホも販売を継続して、開発を進めている為、来年以降も一気に、数値を伸ばす可能性が秘められている。

(Image:Framesira / Shutterstock.com)

アップルのリーク情報を固唾をのんで見守るファンも

注目されるのは、アップルが2021年にも総出荷台数で1位を獲り、メーカー別総出荷台数で10冠を達成するかという点だ。正直、これは間違いないのではという意見に集約されるかもしれない。
アップルは上述の通り、4機種が立て続けに発売されたばかりだがすでに次世代機のiPhone 13について「常時点灯ディスプレイを搭載している」「動画撮影機能が向上している」といったリーク情報が次々と増えており、注目度は増すばかりだ。またさらに将来のことを言えば、折りたたみ式のiPhoneの情報もすでにリークされており、その情報を固唾をのんでみているファンも多いよう。アップルのデザイン性、デバイスとしての互換性など次々にデバイス経済圏を進めていることもあり、安定感は増すばかりだ。

注目されているiPhoneの折りたたみ式だが、折りたたみ式スマホにおいては既にそうした機種を発売しているサムスンなどに一日の長がある。たとえ多くのファンを抱えるアップルといえども、発売前にブランドとポジショニングを確立しなければたとえアップルといえども簡単に超えられる相手ではないはずだ。アップルのシェアがいつまでトップで居続けるのか、注目が集まっている。

参照元: 楽天MNOサービス開始でSIMフリースマホ急増「2020年(暦年)国内携帯電話端末の出荷台数調査」【株式会社MM総研

※サムネイル画像(Image:Framesira / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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