イオンリテールが手掛ける「イオンモバイル」が新プランとして自らの使用量に合わせてプランの通信容量を選べる「さいてきプラン」を4月1日からスタートする。さいてきプランとは、0.5GBから1GB、2GBとほぼ1GB刻みで10GBまで、ユーザーの使用頻度に合わせてお好みで容量を選択できるもの。あらかじめ決められた容量による制限がなく、今まで以上にそれぞれのライフスタイルに合わせたプランを組むことができるのだ。ユーザー自身の生活に寄り添い、余すことなく容量を利用できるさいてきプランは、新規ユーザー獲得の糸口になる上、既存ユーザーにとってもうれしいニュースではないだろうか。
新料金体系で他社と差別化
携帯料金の値下げ戦線が繰り返される昨今、イオンモバイルが全面リニューアルした同プランは、ユーザーが自由に選べる気楽さが強みと言えるだろう。他社では、すでに用意されたプランの容量から選ぶことが多いが、自分自身のライフスタイルにフィットする容量を見つけられるのはうれしい。また、従来の料金プランからさらに値下げを行っているため、今まで以上に安価な提供となる。
イオンモバイルの既存ユーザーは、4月の利用分から自動的に値下げ料金適用となる模様。プラン変更などの手続きなしで手間取らず、スムーズにプランを利用できるのも手軽である。
さらに従来のプランから名称が変わり12GB~50GBとして「さいてきプランMORIMORI」もスタート。従来のプラン料金からそれぞれ1,000円ほど値下げされるようだ。イオンモバイルの使いやすい料金体系は、今後も注目をあびていくに違いないだろう。
新しい料金体系に変わり、イオンモバイルはさらに飛躍しそうだ。MMD研究所が11月に発表したMVNOの満足度調査「2020年11月MVNOの満足度調査」によると、月額料金の安さという面でイオンモバイルが1位となり、総合満足度でも1位を獲得している。MVNOのユーザーは特に価格の安さをポイントに契約することが多いが、そんなランキングで1位に輝いたのは賞賛に値すると言っていいだろう。他社と比較した際に価格を抑えたイオンモバイルのユーザーファーストな姿勢は好感が持てる。
4月1日からスタートする新しい料金体系によって、MVNOユーザーがますますイオンモバイルに期待を寄せる人が増えるだろう。他社の動向とイオンモバイルの今後の料金体系に注目し続けたい。
参照元:〈4月1日改定〉料金プラン全面リニューアルのお知らせ【イオンモバイル】
※サムネイル画像(Image:aeonmobile.jp)