飛行機での移動中でも仕事関係のメールを出したり、Webサイトを閲覧したい人も多いだろう。現在では国内線であれば、ANAもJALも無料でWi-Fi接続サービスを提供しており、メールだけでなく動画や音楽も楽しめるのだ。
ANAはリアルタイムでテレビ番組も楽しめる
国内を飛行機で移動する時間に、仕事関係のメールやSNSなどを利用したいときは、機内の無料Wi-Fiサービスがおすすめ。現在ではANAとJAL双方の国内便で利用できる。いずれも、利用できるのは離陸の約5分後から着陸の約5分前までだ。
まず、ANAの国内線は無料Wi-Fi「ANA WiFi Service」を利用できる。Wi-Fiを利用するときは、事前に「ANA」アプリをインストールしておくと便利。Wi-Fi設定で「ANA-WiFi-Service」というSSIDを選択したらANAアプリを起動。「国内線 機内WiFi」を選択するとポータルサイトが開く。ここでは、ニュースやスポーツ、リアルタイムでテレビ番組を視聴できるほか、ドラマやバラエティなどの映像や音楽、e-books(電子書籍)など、約100コンテンツが楽しめる。
メールをやり取りをしたりWeb閲覧する場合は、ポータル画面の「インターネット接続はこちら」をタップ。メールアドレスを入力し「接続」を選択し、「新しいブラウザ画面を開く」をタップすればOKだ。ちなみに、ANAアプリがなくても通常のブラウザでネット接続することはできるが、さすがに回線速度が遅いので、アプリをダウンロードしたり、YouTubeなどの動画サイトは見られない。
まず、搭乗時は機内モードにし、利用時にWi-Fi設定でWi-Fiをオンにする。次にSSID「ANA-WiFi-Service」を選択したらANAアプリを起動して「国内線 機内WiFi」を選択すると、ポータルサイトが開く。メールやWebサイトを見るときは「インターネット接続はこちら」をタップ。メールアドレスを入力し「接続」を選択。「新しいブラウザ画面を開く」をタップすればOKだ
JALのリアルタイム・テレビ視聴は10月から
機内無料Wi-Fiサービスは1周年を迎えたばかり。2018年8月からビデオプログラムを70チャンネルに増強している。さらに10月からはライブTVが開始され、リアルタイムでスポーツ中継やニュースが観られるようになる。これらのサービスを利用するには、スマホは「JAL」アプリ、タブレットは「JAL Flight Navi」を搭乗前にインストールしてく必要がある。またインターネット接続には「Gogoアカウント登録」が必須となっているので、こちらも搭乗前に登録しておくほうがスムーズだ。
接続方法は、事前に機内モードにしておき、Wi-FiをオンにしたらSSID「gogoinflight」を選択し、ブラウザを起動しよう。メールやWeb閲覧をするときは、ポータルサイトの「インターネット」を選択。Gogoアカウントとパスワードを入力すると利用できるようになる(その場で登録も可能)。JALも回線速度は遅いので、やはりYouTubeなどの動画サイトの閲覧は難しい。
事前に機内モードにしてから、利用時にWi-Fiをオン。Wi-Fiの設定からSSID「gogoinflight」を選択しよう。ポータルサイトの「インターネット」をタップしてGogoアカウントでログインすればメールやWebサイトが閲覧できる