性能、価格、デザイン…スマートフォン業界の競争は勢いを増すばかり。コンパクト化や高画質撮影などのニーズに応えたものから、折りたたみ式など想像を超えたビジュアルで登場するものも出てきた。そんな中、高性能で低価格を実現したシャオミ製スマートフォンが発表され、話題を呼んでいる。買い替えや乗り換えの参考に、その魅力を紹介したい。
業界注目のシャオミ製スマートフォン
ビッグローブはモバイルサービス「BIGLOBEモバイル」にて、4月16日にシャオミ製スマートフォン「Redmi Note 10 Pro」の発売を開始した。
シャオミは中国北京市に本社を置く総合家電メーカー。ハイスペックながらも低価格を実現したAndroidスマホのラインナップやスマート家電など多岐にわたるデジタル製品を手掛けていることが魅力だ。
シャオミはこれまで中国国内や台湾、シンガポールでの展開が中心で、日本に進出してきたのは2017年とまだ日が浅い。しかし2020年にauから5G対応の低価格スマホ「Mi 10 Lite 5G」が発表されたことやSIMフリー向けに展開を広げはじめた。デバイスの高スペック化に伴い本体価格も上昇傾向にあるスマホ業界にあって、低価格で波に乗る注目の企業ともいえる。
シャオミの特徴からも察しの通り、今回発売された「Redmi Note 10 Pro」もハイスペックで低価格なのが一番の魅力。
約1億800万画素という既存のスマホでもトップクラスの高画素カメラをメインに搭載したことに加えて、約800万画素の超広角カメラ、約500万画素のテレマクロカメラ、約200万画素の深度センサーカメラと、カメラ機能にかなり力を入れたモデルになった。さらに画面には6.67インチの大画面有機ELディスプレイを採用している。
それでいて価格は驚きの約3万5千円。アウトカメラが同画素数で、16万円越えのサムスン電子製「Galaxy S20 Ultra」と比べてみてもその差は一目瞭然だ。
でもさすがにカメラ機能に特化しすぎて、他の魅力は…?とも感じるだろうが、厚みも8.1mmと薄型で持ちやすい。カラーリングもシャープで上品な色味に仕上がっており、指紋がつきにくいなどデザイン性も申し分なさそうだ。
バッテリー容量も、一般的なスマホよりもかなり大容量となる5,020mAhに。テレワークの普及によりスマホを使ったオンラインでのやり取りが増えた人や、動画視聴などバッテリー消費が大きいとされる使用シーンにもピッタリではないだろうか。
折り畳み式スマホが普及してきたり、直近ではアップルからiPhone12の新色が発表されたりと、機能やデザインなど含めて選択肢はかなり充実化している。ライフスタイルや嗜好にもよるが、低価格スマホを求めるユーザーにとって「Redmi Note 10 Pro」の発売は吉報だったであろう。今後のスマホ選びの一選択肢として、ぜひとも検討してほしい一台だ。
参照元:ビッグローブ、1億800万画素カメラのRedmi Note 10 Proを販売開始【マイナビニュース】
※サムネイル画像(Image:DANIEL CONSTANTE / Shutterstock.com)