2021年春、ようやく大手キャリアの格安新プラン「ahamo(アハモ)」「povo(ポヴォ)」「LINEMO(ラインモ)」のサービスが開始された。いずれも月20GBで月額3,000円前後というお値打ち価格だ。しかし、スマホで月20GBもデータ通信量を消費しないという人も多いはず。その場合は、格安SIMにも目を向けてみよう。月10GB以下でいいなら、スマホ料金はもっと安くなるぞ!
本当に月20GBもデータ量を使うのか確認してみよう!
ドコモの「ahamo(アハモ)」、auの「povo(ポヴォ)」、ソフトバンクの「LINEMO(ラインモ)」など、2021年春には大手キャリアの格安新プランが一斉にスタートした。いずれも月20GB+1回5分かけ放題で月額3,000円前後という低価格で、従来のプランと比較すれば恐ろしいほど安い。
だが、通勤電車のなかでWebサイトを見るだけで、スマホで動画などは見ないという人なら、月20GBもデータ通信量は必要ないはずだ。その場合は格安SIMにも目を向けてみよう。月10GB以下でいいならahmao、povo、LINEMOより安いプランはいくらでもあるのだ。そこで今回は、月10GB以下で利用できるお得な格安SIMを紹介するぞ。
筆者のスマホは月3GBの格安SIMだが、会社や自宅はWi-Fi接続だし、毎日通勤電車の中でWebサイトを見る程度。余ったデータ量の繰り越しもできるので、データ量が足りなくなったことはない。そのような条件の人であれば月20GBのahamoなどを契約するのは大損だ。
たとえば、ソニー「nuroモバイル」のバリュープラス3GBは10分かけ放題込みで月額1,672円である。これだとahamoより月1,298円も安くなる計算だ。また、NTTコミュニケーションズの「OCN モバイル ONE」の3GBは月額990円だが同社の光回線を利用すれば、月220円割引となり月額770円まで安くできる。
月3GBでは少し不安だという人は、nuroモバイルの8GBか「IIJmio」の8GBプランがおすすめ。かけ放題プラン込みで比較すると、nuroモバイルが月額2,365円なのに対しIIJmioは月額2,178円だ。しかも、IIJmioは光回線割を適用することで月額660円引きになり、月額1,518円まで安くなるのである。
いかがだろうか? 派手なテレビCMで、ついahamo、povo、LINEMOに注目しがちだが、実は10GB以下でいいなら格安SIMのほうが圧倒的にお得であることがお分かりいただけただろう。ちなみに、ahamoなどと同じ月20GBプランでも、IIJmioならかけ放題込みで月額2,728円。光回線割適用なら月額2,068円になるので、ahamoより月902円も安くできるのだ。もし、今後スマホを乗り換えるなら、格安SIMも比較対象にしてみてはいかがだろうか?
●ソフトバンク「LINEMO」(公式)は→こちら
●ドコモ「ahamo」(公式)は→こちら
●au「povo」(公式)は→こちら
●mineo(公式)は→こちら
●IIJmio(公式)は→こちら
●nuromobile(公式)は→こちら
●OCN モバイル ONE(公式)は→こちら
※サムネイル画像(Image:Koshiro K / Shutterstock.com)